seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

バンチアン遺跡

ウドンターニから東へ40km、世界遺産にも登録されてる遺跡へ行ってみる。
ホテル南にあるバスターミナルで行き先を告げると「これに乗って途中下車しろ」という。運転手にも行き先を告げた。でも、1時間程走って降ろされた所は小さな部落だけがある山の中だった。近くで聞いてみると、ここは「バンチエン」だと言う。発音が悪くて間違われたのだろうけれど、普通外国人がこんなド田舎に降りると思うか?またしても現地民に間違われた!?
幸いにも遺跡は5km戻ればいいらしく、何も書いてないけれどバス停らしい東屋でバスを待ってみる。でも通るのは大型トラックだけで、灼熱の中を30分待ってもバスは通らなかった。これってヤバい状況?と思い始めた所に、学校職員だというおじさんが話かけてくれる。事情を話してたらバイクで送ってくれる事になり、しかもバス停までじゃなく近道して遺跡まで連れて行ってもらってしまった。その近道とは結構なダートで、そののどかな風景は見事。とても写真を撮らせて欲しいとは言えなかったけれど、間違いなく忘れられない風景になるだろう…。
ようやく到着したバンチアン遺跡は、古い寺院とか仏像とか建造物があるんじゃなく、紀元前の陶器とか人骨が出土した場所。特に陶器の模様に特徴があり、研究材料としても貴重らしい。そんな出土されたものが博物館に展示してあり、その時の生活を立体的に原寸大で展示されてたのは見応えがあった。その博物館前にはキレイな広場が整備されていたり、発掘現場があったりと、歩くには楽しい場所だった。でも、やっぱ寺院とかある方がタイの遺跡らしいなぁ…。
帰りは何事もなく無事に帰れ、夜はぶらぶらと市場を歩き回った。さて、もうこの街は充分だから、明日は移動するかな。
◆何もない所で降ろされた場所

◆無事遺跡に着いてカフェラテ

◆バンチアン遺跡





◆無事戻れてタイチャーハン

◆駅前に広がる市場