seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

メーソート観光してチェンマイへ

朝食はホテル代に含まれていた。中庭には大きな池があり、そこに出っ張る形で作られたテラスで食べる。気持ち良さげだったけれど、朝から出てきたチャーハンがイマイチだったのと途中から来たタイ人宿泊客たちがめちゃうるさく、早々に部屋へ戻り散歩に出掛けた。
とりあえずは位置を把握しようと、うろうろ歩き回ってみる。ミャンマーとの国境という事で国境を越える情報はたくさんあるけれど、街の情報は皆無に近かった。
いざ歩いてみると、昨夜のレストランでは馬が放し飼いにされ道路を歩いているし、歩けど歩けど何もない道路が続く。どんだけ田舎なんだろうと思っていたら、街らしき場所に出た。でも田舎らしく一服出来そうなカフェはなく、今日も朝から快晴でめちゃ暑い中、汗だくで歩き続ける。街の外れに中規模な寺院を発見したけれど、ミャンマー風だか中国風だかの色彩豊かな寺院で興味をそそらなかった。
結局はずっと歩き続け、泊まっているホテルの隣にあるガススタのカフェで一服する。ここが面白かった。目の前の道路が国境からのハイウェイだけあって、年代物のトラックがひっきりなしに出入りする。それをずっと眺めてたら、何故だか随分遠くに来てしまったなぁという旅情にかられた。
ホテルに戻ったら、友人Panは朝食を食べたところで何やら友人たちと打ち合わせをしている。仕事だって言うけれど、工場で通訳をやっているのにホテルで打ち合わせをしているのが謎だった。もうすぐ終わると言うから隣のテーブルで待ち、これまた謎のおばさんを運転手に観光ツアーへ連れてってもらった。
まずは、空港まで今日夕方のチケットを買いに行く。今日チェンマイまで戻ろうとしたんだけれど、飛行機が安いからバスよりもいいと言われた。しかも街中のエージェントより空港で直接買った方が安いらしく、その値段は1200バーツ(3000円くらい)だった。バスより4倍くらいするけれど、まあいいか。
次には、国境にある市場に連れてってくれた。ミャンマー国境の街メーサイを思い出させるようなぎっしり詰まった市場は、やはり中国製品が多い。何でかなぁ。買い物しろと言われたけれど、正直欲しい物はなかった。その近くのタイ式寺院へも行ってみる。大きな寝釈迦仏があり金ぴかの仏塔があり、まさにタイのお寺で興味深い。でも地図すらないもんだから、未だに名称は分からず…。
その後は山の上までドライブして、最後に王様が祀ってあるという寺院へ行ってきた。ここはかなりの信仰があるらしく、Panをはじめみんな真剣に祈る姿が素敵だった。その直後にスコールが来て車に飛び乗り、空港まで送ってくれた。今日帰るという自分を最大限に観光へ連れて行ってくれたPanと謎のおばさんに礼を言い、再会を約束して別れた。
送ってもらったメーソート空港は、今までで一番小さな空港ではないだろうか。もちろん平屋建てで、飛行機までは歩いて行く。その飛行機もめちゃ小さく、プロペラ機で機内は2+1列シート。しかも座った席はプロペラの真横で、めちゃうるさかった。
チェンマイまでは1時間もないフライトで、無事に到着。また常宿のVipaHouseに荷物を降ろし、いつものように飲んでご飯を食べに行く。そして最後にホテル前のバーへ行ったら、日本人女性に出会った。細い路地だから日本人は滅多に来ないのにビックリで、しかもサトコさんと言うからまたビックリ。旅を通して出会うサトコさんは、これで4人目だなぁ。昔のバンコクカオサン通りの良さや、今のカオサンが嫌でチェンマイに来てしまう事など、意気投合で語れたのが嬉しかったなぁ。
なんか今日は盛りだくさんで、心地よい疲れにホテルに戻ったらすぐ寝てしまった。


◆メーソートで泊まったホテル

◆ホテル前のハイウェイ

◆放し飼いの馬

◆中国風?寺院


◆ガズスタのカフェ

◆国境の市場


ミャンマー国境

◆タイ式寺院




◆ドライブ中の景色


◆王様が祀られている寺院

◆メーソート空港

 ボーディングパスはレシート?

 飛行機はこんな小さい

 機内は2+1

 プロペラが回り始めた

 かっこいい山脈を発見