seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

夏草の賦

昨日も休日出勤だった。かなり集中して夜遅くまでやってしまったから、家に帰ってからパソコンに向かう気にならず本を読んでいた。最近は忙しくて、昼休みに喫茶店でランチを食べてるからその時に多少本が読める程度で、じっくり読書なんて時間はなかった。それが、今日も買い物がてら外出して、また吹上のDropCafeで本を読んでいた。そして、ようやく「夏草の賦」を1ヶ月以上もかかり読み終えた。

最近の気に入った小説

夏草の賦 [新装版] 上 (文春文庫)

夏草の賦 [新装版] 上 (文春文庫)


戦国時代に土佐から天下を目指した長曽我部元親の生涯を描いた物語。妻(奈々)が岐阜から嫁入りする所から始まっているけど、次の代で藩主になる山内一豊の妻(千代)も岐阜出身だからおもしろいなぁと思い読み始めた。今まで戦国の主流(信長、秀吉、家康)は結構読んだけど、元親みたいな田舎から天下を目指すのは初めてで元親のパワーと人間臭さが良かった。これが元になって300年後、龍馬たちが世に出るのも納得できる。また、秀吉に降伏してからは秀吉に仕えるといった潔さは気持ち良かった。やっぱり司馬作品は最高!そしてまた高知へ行きたくなった。
インド旅行記〈1〉北インド編 (幻冬舎文庫)

インド旅行記〈1〉北インド編 (幻冬舎文庫)


タレント本なんか興味ないけど、この本はしっかり旅していた。自分の旅スタイルとは違うけど、かといってチャラチャラした観光旅行じゃなくて自分の足で歩いていたような気がする。また料理とかヨガの話がふんだんに盛り込まれていて、今までに読んだ旅行本とは違ったおもしろさがあった。これを読んで、やっぱりインドは行くべきだよなぁと思っている。
天使と悪魔 (上) (角川文庫)

天使と悪魔 (上) (角川文庫)


ダビンチコードよりおもしろかった。最初はすごい未来(?)科学の話からはじまり、そこからローマ教会のコンクラーベや、ガリレオなどの話が盛り込まれていて飽きがこない。ストーリーも最後まで楽しませてくれた。