seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

突然にチェンマイ最後の夜に…

突然、帰国を早める事にした。原因は右耳の内出血で、痛くはないんだけれど日が経つにつれてどんどん膨らんでいく。周りからも「goto hospital」なんて言われちゃうから、自分でもだんだん不安になってきた。予定では明後日にチェンマイを出発し土曜午後に成田着なんだけれど、それでは病院へ行けず、また月曜日に会社を休むなんて事になったら許されないだろうなぁ。持っている航空券は変更も取消も出来ないから、それは泣く泣く捨てることにし、明日くらいに出発出来るチケットを探してみた。そしたら格安航空エアアジアで関空までのチケットが、明日出発で3万円台で残っていた。
朝食は、ホテル前のバーで働いてる友人が朝は違うバーで働き始めたって言うから、ホテルからも遠くないみたいで行ってみた。半信半疑だったけれど、本当にバーで朝食を出している。なかなか美味しかったんだけれど、バーのカウンターで食べる朝食は落ち着かなかったなぁ。早々に退散し近くのカフェに入り、帰る覚悟を決めタブレットで航空券予約を始めた。
エアアジアのサイトを開くと、明日午後にチェンマイを出発しマレーシアのクアラルンプール経由で、金曜日朝に関空到着のチケットが残っている。それは30500円なんだけれど、手荷物を預けたり事前座席指定したり保険をつけたりしてたら、4万円近くになった。さすがは格安航空と全てをキャンセルしても33000円くらいになったけれど決済手続きに進んだら、サイトが動かなくなってしまう。タブレットでは、決済システムのセキュリティが働かなかったのかな。もう嫌になり、ターペ門にあるエアアジアのチケットオフィスへ行ってみた。そしたら、パスポートがないと予約出来ないと言われ、そりゃそうだと退散する。ツイてないなぁ…。
パスポートをホテルまで取りに戻り、再びチケットオフィスへ行って無事にチケットを購入出来た。対面販売で高くなったのか、手荷物とかを断っても35000円になってしまったけれど、これで明日出発出来るようになったんだから、まあいいか。こんな事をしてるうちに、もう昼をとっくに過ぎていた。
チケットを手に入れ、まずはターペ門の『PhonNonCafe』で一服する。ダシが美味しいタイのお粥を食べ、コーヒー飲んで、マッタリと。ここの店員たちとは長年の付き合いで時々話しかけられたり、今回からよく店に出ていた4歳くらいの店員の娘に話しかけられたり、長時間いても全然飽きなかった。このカフェとも明日でお別れなんて、淋しい限り…。
カフェを出たら、もう夕方だった。今日1日何をやってたんだって感じだけれど、そんなのが実に良かったりする。ターペ門からは、活気が出てきたWaroRot市場とかを歩き、ナイトバザールで土産物を見て回り、結構ヘトヘトになったところでナイトバザール内にある『KalaeBAR』へ。今回も毎晩、まずはここに来てしまったなぁ。店員たちとはめちゃ仲良しで、ここに来る欧米人たちもチェンマイに住み着いていて毎回いるから話しかけられるし、本当に居心地がいい。最後の夜だからって店員の友人たちとも盛り上がり、餞別にお土産までもらってしまった。本当に楽しかったなぁ。別れ際「See you next Xmas」と言われ、まんざらでもなく「maybe」と答えてしまった…。
チェンマイ最後の夕食はやっぱり『PhonNonCafe』。ここはマッタリ出来るだけでなく、食事も美味しい。レモンシェイクにソムタム(青パパイヤの辛いサラダ)とタイチャーハンを食べ、大満足。そしてコーヒーを飲みながら、店員たちとまた語っていた。
最後の夜だからと言って、オーストラリア人の飲み友達がムエタイを観に行こうと誘ってくれた。ロイクロ通りの一角に自分の好みじゃないビアバーが集まっていて、その真ん中にリングがある。ここでムエタイを観るのは初めてだったけれど、興業って感じがして、またビアバーの雰囲気も怪しすぎて、やっぱり自分の好みの場所じゃなかったな。でも友達が名残惜しんで飲んでくれるのは、めちゃ嬉しかった。
そして今夜も最後には、ホテル前のバーでまた飲む。ここもやっぱり毎晩来てしまったな。飲むと言っても、1軒につき1000円もかからないくらいだから、つい立ち寄ってしまう。本当にこれが最後の夜で、かなり楽しく飲めた。めちゃ淋しくもあったけれど…。


◆ナイトバザールの大通り

ムエタイ会場

◆タイではメジャーなスパークリングワイン