seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

秋吉台と萩城跡

昨夜から中国道をひたすら走った。途中で5時間くらい寝たら、外は明るくなっていて快晴。中国道は山間部を通るからつまらないんだけれど、今の時期は紅葉がめちゃくちゃ綺麗で、走るのも楽しかった。こんな時はbirdをヘビーローテーションで聴いて、いい感じ。
山口県に入ったところで昼になり、こんないい天気の時に運転ばかりじゃもったいない。関門海峡まで行こうかなと思っていたけれど、インターから近い『秋吉台』に切り替えた。ここは高校の修学旅行のコースに入っていたのに台風が直撃して新幹線が大幅に遅れ、暗くなってから通過したところ。リベンジで来てみたかった。
何も下調べせずに来ちゃったからどこへ行けばいいのかわからなかったけれど、車を走らせていたら眺めが良くて駐車できるスペースを発見した。火山で作られた景色が延々と続き、点々と出ている岩はオブジェのよう。天気も快晴だから気持ちよかった。
駐車したところからは道のようなものが出来ていたから、入ってみた。でも、道がだんだん藪になり、そのうちに道はなくなってしまった。登り始めて20分くらいか、登ってきた道もわからなくなり、焦る。藪は上に向かって生えているから、下ろうとするとめちゃ体力が必要で大変(わかるかなぁ)。途中では転げ落ちたりして、車は見えるのに決死の覚悟で下っていた。でも無傷だったから良かった。
そんなことをして秋吉台と戯れ満足(?)して、次の萩へ向かう。ここは修学旅行で予定通り廻ったんだけれど、その頃は幕末なんて興味がそれほどなかったから、改めて幕末長州の史跡を巡ろうと思った。でも夕方近くになってしまったから、今日は萩城址だけを見る。関ヶ原の戦いで西方についた毛利家は、長門・周防の2藩に押し込められてしまい、ここ萩に城を築いた。岩月山の麓に天守閣を築き、山頂にも櫓を建て、山全体が要塞になっている。
最初にその山頂に登り夕暮れを眺めようとしたんだけれど、結構きつい登りだった。しかも山頂は眺めがきかず、木と木の間から海に映る夕陽を見るだけとなってしまった。でも古い城壁とかが残り、手つかずの自然があって、すごくいいところだった。
天守閣跡には石垣が残っていて、その規模は小さくて驚いた。お堀に映る石垣もまた綺麗で、日が沈んで満月が出てきたから、めちゃ風情があった。
◆秋吉台                        










◆萩城跡                        
 山頂                         



 天守閣があったところ                 
 お菓子じゃなくて本物の『萩の月』           


 世界遺産を目指しているらしい