seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

海辺のカフカ

相変わらず悪い状況は続いている。体調は良くなったけど、夜は眠れないし、変なことばかりおきて凹みがち。しかも明日から4連休で遠征に行こうと思っていたのに、急な仕事が入ってしまい休めなくなってしまった。

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

海辺のカフカ (上) (新潮文庫)


海辺のカフカ (下) (新潮文庫)

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)


悪い状況の中で楽しませてくれた本。かなりの長編なんだけど早く先を読みたくて仕方なかった。
東京や高松、高知とリアルな場所での出来事と、そこで起こる不思議な出来事との混ざり合いが良かった気がする。時にはなんでこんな描写をするのかと腹が立って気持ち悪くなった描写もあるし、時にはここに行ってみたいと思うような描写もあって、全然飽きがなかった。やはり村上作品は結論がなく読者に考えさせようとする。自分も読みながらいろいろ考えたりしたけど、今はとりあえず読み終えたそのままの余韻に浸っている感じ。自分の15歳の頃と比べて。