seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

港町食堂

港町食堂 (新潮文庫)

港町食堂 (新潮文庫)


雑誌「旅」に連載してたエッセイ。出版社の人たちと港町へ行ってほとんどが食べまくる旅なんだけど、面白かった。
まずは目的地までは船で行くのが気に入った。仙台へ行くのも、わざわざ名古屋まで来てフェリーに乗るくらい。
自分も時間が十分にあった頃は船旅が好きだった。北海道へは2回も名古屋から行ってるし、名古屋から台湾、石垣島へもフェリーで行ったことがある。まぁ飛行機より安かったのもあるけれど、船旅はのんびり落ち着かせてくれ、なにかわくわくするものがあった。この本を読んで、また時間をかけて船旅をしたいものだと思ってしまった。
目的地では特に観光地は行ってないのに、なぜか無性に行きたくなった。五島列島や、牡鹿半島、礼文島にも。
いつもは日本海とか行くけれど通過点でしかないから、今度は港町に宿をとって、おいしいもの食べて、地元のスナックで軽く飲んで、そんな旅もいいなぁって思った。やっぱり洗脳されやすいかなぁ。