seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

チェンマイへ帰還

昨日はよく歩き回って、もうチェンライは十分かなって気がした。朝起きると「次へ行くぞ」って感じになり、ゲストハウスをチェックアウト。
次の目的地は、ター・トーンという小さな田舎町に決めていた。川を遡る船旅で目的地までいけるし、その間はジャングルだというのも魅力的だった。
でも通り沿いにあるツアーエージェントへ寄ってみると、川の増水で船の運航はキャンセルだと言い、明日からの運航も分からないとも言っている。バスで行っても良かったんだけれど、せっかく行くのなら船で行きたいなぁと、次回の楽しみに取っておくことにした。


もう宿も引き払っていたから、あと残り3日では更に遠出してみる勇気もなく、とりあえずはチェンマイまで戻ることにした。バスターミナルに行ってみると1時間後の10:30のバスが取れ、出発まではレストラン『Aya's』で朝食をとって再びバスターミナルに戻った。
バスは少し遅れていたみたいで、その間に喧騒なるターミナル内を歩いてみる。様々な行き先のバスが出発を待っていて、様々な人たちが大きな荷物を抱えてバスに乗り込んでいた。その光景を見ているのが楽しくて、もうこの時点で「もう少し足を伸ばして遠くへ行きたかったかな」と後悔してしまった…。
バスが出発するとすぐに、お菓子とミネラルウォーターが配られる。行きと同じバスで同じクラスで同じ料金なのに、行きにはこんなサービスはなかった。チェンマイ行きだけのサービスなのか、行きはただ単に配るのを忘れていただけなのか、考えているうちに朝から動き回っていたせいか眠ってしまう。途中の休憩だけは起きたけれど、あとはひたすら寝ていた。


チェンマイバスターミナルには15時前に到着し、ソンテウでターペ門まで移動。また新たな宿を探し求めて、旧市街に入ってみた。でも5軒くらい廻り、気に入ったと思うと満室だったりして、いい所はなかったなぁ。最後には、部屋とか清潔そうじゃないけれど4階からの見晴らしがいい部屋があったゲストハウスに、無理矢理決定した。前回泊まったところへ引き返した方が良かったかなぁと思いながらも…。
それでも荷物を置いてしまったら身軽になり、隣の部屋のフランス人とも話をしてたら仲良くなり、元気が出てきた。早速、外出する。


もう夕方だったけれどスコールも降りそうになかったから、ターペ門からお堀沿いに南へ歩いてみた。旧市街はお堀に囲まれた城郭になっていて、ターペ門も城郭入口の1つになっている。
お堀沿いに歩くと昔の城壁が残っているところもあった。特に南東角あたりが、城壁もあり、花もあり、陽も傾いて光が柔らかくなり、なかなかのロケーション。お堀横の道路は渋滞になるほど車やバイクが多いのが残念だったけれど、歩道にはベンチもあって休みながら写真を撮っていた。


夜になってからはまたナイトマーケットへ行き、バーで飲んでから土産物屋を冷やかしながら歩く。そしてロイ・クロー通りのバーで飲み、最後はターペ門にある『Phon-NonCafe』で食事した。
なんか通常の生活に戻った感じがし、店員たちもみんな「よく戻ってきたな」と言ってくれ、妙な安堵感がする。まあ、こんな旅もありかな…。
心地よい酔いで宿に帰り、気持ちよく眠った?


◆チェンライ・バスターミナル



◆ドライブインにて


◆城壁が残るお堀端