seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

四畳半神話大系

四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)


相変わらず京都を舞台にした、くだらない物語。主人公やその周りの人物も意味のない大学生活を送っているだけなのに、いつの間にか話に引き込まれて笑っている自分が悔しくもある。


この本には更なる話術が盛り込まれている。大学入学時に4つのサークルがあって、それぞれを選択した場合の話が4編になっていた。
スタートは4編とも同じで、どれも薔薇色のキャンパスライフから転落の一途をたどっていく。そして、最後の結末も4編同じでその終わり方が最も許せない(読めば分かる!?)。でも、その途中途中でも4編をシンクロしてるような出来事などもあり、実に不思議で傑作な本だった。


ちょっと意味不明すぎるかな…。