seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

チェンマイへ

再び、バンコク国際空港。乗る予定だった朝1番の飛行機が欠航になってしまい、7時半発になった。空港から外に出たことでトラブルになるんじゃないかと内心びくびくしていたけれど、何事もなくホッとした。
チェンマイまでは1時間のフライトで、それでも軽食やドリンクのサービスが出るのはすごい。いつもの如く、客室乗務員たちはバタバタと動き回っていた。
チェンマイ国際空港で名古屋からの手荷物を無事に受け取り、外に出たのは9時過ぎ。空港を出たらすぐにソウテウ(乗合小型トラック)が見つかり手を振って止める。行き先をターペ門と告げたら60バーツで行くというから乗ることにした。チェンマイも今回で5回目となれば慣れたもの!?
ソウテウに乗り込もうとしたらすでに満席で、みんなが寄せ合い1人分のスペースを作ってくれ、荷物まで引っ張りあげてくれたのが嬉しかった。旅してるって、実感!!


8ヶ月ぶりに降り立ったターペ門でまずは宿探しと思ったけれど、飛行機内の軽食しか食べていなかったから最もお気に入りのカフェで食事をとる。初めてチェンマイを訪れ発見してからすっと通ってるから、今回も店員たちは自分を覚えていてくれ「いつ帰ってきたの?」って歓迎してくれた。商売だろうとなんだろうと、素直に嬉しい。帰ってきたんだよな…。
食後はコーヒー飲んでゆっくりした後、ようやく宿探しに動いた。まずは前回泊まった『ChaingMaiG.H.』に行くも、オーナー夫妻が見当たらず英語が話せない従業員だけではどうにもならなかった。仕方なしに清潔じゃないものの一番よく泊まる『TwainG,H,』へ行くも満室で、他に2軒回ったけれど良くなかった。そして最後に行き、決めたのが『HomePlaceG.H.』。あまり清潔そうじゃなく明るくもない部屋だったけれど、トイレ・ホットシャワーが部屋の中にあって350バーツだからまあまあかな。従業員の対応も良かったし。


宿に荷物を置いて身軽になったところで、早速歩き始める。ターペ門からナイトマーケットまでは、片道ゆっくり歩いて30分くらいのちょうどいい散歩コース。灼熱の太陽が降り注ぎ、明らかに30度は越えている中を、大汗をかきながら歩く。久々の感覚と景色に、楽しくなってきた。
ナイトマーケットを廻り、戻る途中にあるオープンバーに立ち寄る。ここも馴染みで、姉妹の店員に「元気だった?」って言われた。ここはバーなのにシェイクも美味しく、レモンシェイクを頼んで疲れを取っていた。


今回は、最近名古屋で知り合ったタイ人の友人も、里帰りでチェンマイに滞在していた。「無事に着いたよ」って電話してみたら、「今から迎えに行く」って言われ、特にやることもなかったから了解した。
ナイトマーケットで待ち合わせをしたら、友人とその弟夫婦が車で迎えに来てくれた。トヨタピックアップの新車でビックリ。どこへ向かうのかと思ったら、友人が建てたという家へ。
名古屋でタイスナックのママさんをやっていて、そのお金で建てられたと思う新興住宅街にある一軒家は、すごく立派でまたまたビックリ。家に入ると(玄関はなくて扉を開けるとリビング)家具も立派だし、庭は広くて自動スプリンクラーだってある。家の近くには住民しか入れないプールなんかもあって、高級住宅街だった。やっぱり日本マネーはすごいなぁと感心してたら、今は誰も住んでなく日本から帰ったら韓国人の彼氏と住むんだという。しっかり設計まで出来ていた。
この家では日本でいう玄関に作られたテラスでマッタリするのが心地良く、英語も少ししか話せない弟とスパイシーサラダをつまみにビールを飲む。ドリアンまで出てきて食べたことがなかったからびびったけれど、そんなに臭みはなくめちゃ美味しかった。新鮮だからだろう。
夜には食事まで連れて行ってくれた。ビン川沿いにある洒落たレストランで、生バンドの演奏まであった。魚料理やら肉料理やら、1人旅ではなかなか食べられそうもない料理をご馳走になる。めちゃ美味しかったし、ナイトマーケットでアクセサリーの出店をやっているという従兄弟まで合流して楽しかった。


23時頃に別れ、最後に1人で軽く飲んで帰ろうと思った。でも、昼間行ったバーで陽気なカナダ人に捕まり、結局は2時間近く付き合ったかなぁ。
昨日からの睡眠が飛行機だけなのに、よくぞここまで起きてられたなって感じ。ナチュラル・ハイ!?


◆乗客の大半が下りた後のソウテウ荷室兼客室より


◆友人宅