seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

おくのほそ道

おくのほそ道(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)

おくのほそ道(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)


東北に行く度に気になっていた、芭蕉と「おくのほそ道」。どういったルートで、どんな思いで旅したのか、知りたくてこの本を読んだ。ビギナーズ・クラシックスとあるように非常に読みやすくなっているし、原文も掲載しているのも良かった。大まかに知る程度ならこの本がいいと思う。
思っていたとおり芭蕉はゆっくりといい旅をしていた。しかもひっそりと。こんな四季を感じて、風土を感じて、着実に進んでいく旅をいつかはしてみたいと思った。とりあえずは「おくのほそ道」でまだ行っていない松島や最上川、そしていつも通過している親不知に行きたいなぁ。それに平泉も再度ゆっくりと行きたくなってしまった。