seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

ゴーギャン展

本当は長野まで雪山を歩くはずだったのに、朝から雨。金山のボストン美術館でやっている「ゴーギャン展」に行ってきた。
昼頃に行って混んでいるんだろうなぁと覚悟してたら、それ程でもない。チケットもすぐに買えた。
時代を追って並べられた作品は、仕事をしながら描いていた印象派時代から、徐々に独特なタッチになっていく変化が面白い。人物の輪郭を強調してる作品も独特だった。でも印象派時代の絵(写真右)も結構気に入ったなぁ。
そしてやはり圧巻だったのは「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」(写真左)。自殺(失敗に終わるけれど)前に描こうとした139.1×374.6cmもの大作は、背景の深い青が印象的で引き込まれていくようだった。それぞれの人物にもテーマがあって、いろんな事が描き込まれてるのもすごい。タヒチに移り住んでいたから、仏像や南国の海も描かれてるのは珍しいと思った。
それからは、モスでドーナツバーガーを食べながら2時間以上も本読んでたり、夜にはテレビでやってた「ダ・ヴィンチ・コード」を観たり、なかなか頭を使った1日だった。