半島を出よ
休み明けも体調が悪かった。でも仕事はかなりの集中力が必要で、仕事が終わったらフラフラになっていた。昨日なんかは熱まで出てしまったけど、今日は快調。明日1日頑張ろう。
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
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完読までかなり時間がかかってしまった。上下巻で1000頁を越える大作ってのもあったけど、なんか読書に集中する時間が余裕がなかったから。
読み始めは登場人物が多くて特徴がなくて、イライラしながら読んでいた。朝鮮人の名前も覚えられなかったし。でも、筋がわかってくると物語に入っていけた。日本の近未来をすごい取材力で細かいところまで表現している。政治、行政からホームレスまで。また北朝鮮の兵士の生い立ちを借りて、北朝鮮での生活状態を表現しているのもなかなかやるなぁって感じだった。読むにつれてこの物語は終わりはあるのって感じだったけど、すごい終わり方で終わった。北朝鮮軍の終わりを少し離れた所から見た感じもいいと思う。そして数年後のほのぼのした感じも良かった。