赤い蓮の海へ
寝台列車でウドンターニ駅に到着したのは6時半。相変わらずトゥクトゥクの客引きがホームへ乗り込んできていて、早速交渉を開始した。
ウドンターニへやって来た理由は、郊外にあるブアデーン湖へ行くため。ブアデーンとは赤い蓮の海という意味で、この時期の午前中だけ蓮が咲き乱れる。この時期にタイへ来るなんて滅多にないから、是非行きたかった。
でも、行くにはバスとかがなくトゥクトゥクをチャーターするしかなく、最初は1,500バーツと言ってたところを1,000バーツ、3,600円くらいで交渉成立。出発したらパーカーを着ていても凍えるほと寒く、運転手も寒かったらしく自宅に立ち寄って車に乗り換えてくれたから、いいドライバーを見つけたな。
湖には40分で到着。大きな湖で蓮を見るには舟をチャーターしなければならない。小さな舟は出払ってると言うから、大きな舟を500バーツ、1,750円くらいでチャーター。
痛い出費だなぁと思っていたら、出航10分くらいで、見事な景色が待っていた。
死ぬまでに見ておきたい世界の絶景に数えられたくらい。
来てみて本当に良かったな。
再びウドンターニ駅に戻り、駅から少し歩いたところのカフェで一服。ウドンターニは6年ぶりだけれど、以前も同じカフェで一服したような気がする。
ウドンターニの今回の目的は達成したから、南に2時間ほどの距離にあるコンケンという初めての都市に行ってみようと思った。鉄道は昼過ぎまでなく、ミニパスで行こうとしたら近くのショッピングモールが乗り場だった。
走ること1時間半。あと20分くらいの距離なのに、ガススタに併設されたドライブインで食事休憩だった。食事してたのは、ドライバーだけ。
そして、コンケン着。ホテルは、駅近くにあるSF biz Hotel。良くも悪くもなく、2,000円くらいだった。
そして、歩いてみる。
コンケン駅は新幹線を迎える準備なのか、立派な高架駅になっていた。
お腹が空いてラーメン。
歩き回ったけれど何もなく、夕陽がキレイという200年公園へ行ったら日没直後だった。
仕方なく公園のレストランで飲んだけれど、高かった。
あとは屋台街を歩き、帰ってきた。
今日1日で24,000歩。長い1日だったな。
おしまい。