西国巡礼・宝塚中山寺と播州清水寺
午前中いっぱい坂本龍馬展を見た後、先月に茨木・勝尾寺で終わっていた西国巡礼の続きで宝塚へ。京都に留まろうとも思ったんだけれど、紅葉には早いし、人混みにも疲れたし、なんだか京都を離れたかった。
宝塚へは名神と中国道を走り、インターから山手に行ったところに西国24番・中山寺があった。でも門前町にある阪急の駅名は『中山観音』。この名で地元に愛されているようで、七五三詣でで結構な賑わいだった。
◆西国24番・中山寺
立派な山門をくぐると短い参道が延びていて、七五三の時期だからなのか出店が並んでいた。それを過ぎると石段になるんだけれど、そこにはエスカレーターが併走していてビックリ。2基もあった。
本堂は人が多くてうまく撮れなかったけれど、1603年に再建されたらしく結構立派だった。豊臣秀頼の安産祈願をした寺で、その秀頼が再建したという。また明治天皇の安産祈願も行われ、今でも安産祈願の寺で有名だとか。
狭い本堂前はごった返していたけれど、しっかりお参りして御朱印を頂いてきた。
新築中の五重塔の蒼色が異様
宝塚からは中国道と舞鶴若狭道を走り、加東市の山の中にある西国25番・清水寺へ。お寺がある山の登山口には有料道路みたいな料金所があり、そこで通行料+駐車料金の500円を払い、さらにドライブウェイみたいな道を上がっていった。
◆西国25番・清水寺
着いた時には16時頃で、日が陰ってしまい残念。歩き回れば結構良さげな山だった。寺院自体は大正時代に焼けてしまい再建されたものらしいけれど、山の中に建つ大講堂や根本中堂も良かった。ライトアップは今週末から行われるというから、惜しい事をした。
こんな夕方なのに団体客がやってきたから、お参りして御朱印頂いて、早々に退散。また来てみたいな。
このままどこかで1泊して明日は姫路と思ったけれど、何だか気分が冴えず帰ってきてしまった。
おしまい。