seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

列車でランパーン着

ピサヌロークで唯一有名なエメラルド仏は以前見たことがあるから、先を急ぐ事にする。このままチェンマイに入っても良かったんだけれど、その手前にあるまだ行ったことがない街ランパーンに立ち寄る事にした。前日駅へ行き調べたら、午前中は7時半発の鈍行列車だけあるという。
朝早起きし超安宿を早々にチェックアウトして、ピサヌローク駅へ行ってみる。やっぱ朝早い駅は、清々しい。期待に反して定刻通りにやってきた列車は、またもや客車じゃなくディーゼル気動車3両だった。しかも短距離用の3ドアで、座席は全てがプラスチック。これ6時間も揺られて行くなんて、先が思いやられる…。満席状態でウドンターニ駅を出発した。
出発してから5駅くらいで、窓側の席を確保。足も投げ出せるようになったら、窓も全開放で気持ちがいい。景色は大平原から渓谷に変わったりして、見てるだけで楽しい。道路も民家もないところを走っていく。車内では、こんな短距離用車両でも車内販売のおばちゃんたちはたくましく動き回る。ジュースや紙に包んだ焼きそば、串差しにしたつくねなどなど。プーンと異臭がすると思ったら、ドリアンが丸ごと売りに来たから驚いた。
すれ違いの停車も長く、6時間かかってランパーン駅着。やっぱプラスチックの座席は辛かったけれど、いい列車旅だった。この駅前には一服出来るような場所はなく、市街に向け歩き始める。でも、この距離がめちゃくちゃあり、しかもめちゃくちゃ暑い。盆地だから余計に気温が上がるらしく、今日は42℃らしい。こんな時に限ってトゥクトゥクも走らず、もうダメだと思った頃におばちゃんに声をかけてもらい、市街まで車で送ってもらう。またしても人の温かさに助けられ、ありがたかった。
宿は、川沿いにあるその名もRiversideGuesthouseへ行ってみる。イタリア人女性がオーナーで従業員たちもみんなフレンドリーで、川を望むところに広いくつろげる場所があるのが気に入った。疲れもあり、その後はここに沈没。従業員たちや、欧米人旅行客、そして日本の旅行者もいて、楽しく話をしてマッタリして、1日がおわった。
◆ピサヌローク駅



◆まだ列車交換は輪投げ(タブレット)

◆プラスチックシートは辛かった

◆途中駅にて






◆ランパーン駅


◆RiversideGuesthouse