泣く泣くバンコクへ

もうチェンマイを離れる日。本当に早すぎる。ロイカトーンがあったのもあり、なんだかバタバタと過ごしちゃって、もっとのんびりしたかった。まあ無理やり休んで来ているのだから仕方ない…。
今朝は起きてからそのまま荷物をまとめた。シャワーも浴びていたら10時過ぎになり、部屋をチェックアウト。飛行機は夕方発だからザックをホテルに預け、最後の散歩に出かけた。
まずはやっぱりPhonNonCafeでマンゴーご飯とコーヒー。今回もここの居心地は最高だったな。ここに来始めたころは生まれてもいなかった女の子が、もう小学生くらいになりお店を手伝って、毎朝満面の笑顔で出迎えてくれた。その母親とは一番仲良くて、タイ語を一向に覚えないと言って怒られるけれどいつも心配してくれる。父親には夕食の帰りにはビールを持たせてもらったり、本当にアットホームなカフェ。ご飯もめちゃ美味しいし、こんなカフェが名古屋にもあったらなぁ。名残惜しみつつ、みんなに別れの挨拶をしてきた。
カフェで長居していたら昼を過ぎていて、朝からやっている馴染みのバーへ顔を出してみる。顔を出しただけなのに、今から帰るって言ったらテキーラが出てきた。おごりだって言うから飲まないわけにもいかず、昼間からかなりの酔っ払い。まあこのお店もいつも楽しくて世話になっているから、仕方ない…。
フラフラになってホテルに戻ったら、思いっきり笑われた。相変わらず鋭い突っ込みをしてくる女性従業員に加え、今回は大学で日本語を専攻しているという学生3人が実習に来ていて楽しかった。このホテルは日本人が全然来ないのに実習なんてと思ったけれど、日本語はかなり上手で質問攻め。最後にホテルロビーでコーヒー飲んで、「また来月来てください」と言われホテルを後にした。
空港まではタクシーで移動。チェックインカウンターで無事ボーディングパスを手に入れ、国内線ターミナルでカオソイを食べた。ここで時間があったから荷物のチェックをしていたら、なんとカメラのmicroSDカードを失った事に気づく。タクシーの中でカメラからタブレットへ移したはずだから、タブレットから抜け落ちたのか。どこを探しても見当たらず、ついにはあきらめた。主な写真はfacebookにアップしたけれど画素は縮小されているし、その他の写真は戻ってこない。最後にマジで馬鹿な事をしてしまったと、意気消沈でバンコク行きの飛行機に乗り込んだ。
バンコクには19時着。今回も名古屋行きは翌朝8時発だから、ホテルも取らずに空港で過ごすことにした。それにしても時間があるから、列車で市内に出てみた。終点のパヤータイ駅で外に出てみるとオープンバーがあった。大都会にもまだこんなのがあるのかというくらい粗末なもので、横にはタイ国鉄が走り、なかなか居心地良かった。そこでビール飲んで長居した後は、BTSにも乗ってスクンビット通りにも出たけれど、やっぱ大都会には興味わかず早々に空港まで戻ってきた。
◆チェンマイ空港で食べたカオソイ

◆空港と市内を結ぶエアポート・レール・リンク

　北海道をPRする列車？（車内は北海道の広告オンリー）

◆パヤータイ駅のオープンバー（金網の向こうは線路）

◆BTS車内

◆バンコク国際空港で食べた高いラーメン