月山へは行ったけれど…
月山へ登る手前で車中泊した。そして朝起きてみたら、めちゃ頭が痛い。それでもスキー場の駐車場まで行き、薬を飲んで寝てみる。
2時間ほど寝て、いつもは良くなるんだけれど、今回は全然ダメだった。スキーの準備すら、しようという気にならない。こんな所までスキーのためだけに1人で来て撤退するのかと思うも、身体が動かないんだから仕方がない。奇しくも雲で覆われていた月山が、だんだん腫れてきたから恨めしかった。
それでも下る途中では、いろんな所を歩いてみる。毎年スキーに来るんだけれど、ここの自然そのままの森を見るのも楽しみ。今年もキレイな新緑になっていて、見事だった。
月山と山形市内の中間に位置する寒河江(さがえ)市まで下ってくると、頭痛が少し良くなっている。もう一度月山まで行くかな、仙台松島辺りまで復興の様子を見に行くかな、などなど考えが閃いても、一度折れてしまった気持ちを立て直せず、このまま帰路につく。
今回選択したルートは、新潟まで最短でもある寒河江から米沢をかすめて村上へ抜ける道。最初は最上川沿いにのどかな田園地帯を走り、後半は緑がキレイな渓谷を走るから、日本海ルートと並び結構なお気に入り。昨日と同じく鉄道を撮りながらだったけれど、米沢から村上を走る米坂線ではタイミングが合わなかったな。本当に見事な渓谷なのに…。
日本海に出るともう真っ暗になり、そのまま下道で、新潟、長岡を経て、また飯山線沿いへ。長野県に入った栄村にある道の駅で力尽きた。
◆月山
◆JR左沢(あてらざわ)線
トロッコ列車「さくらんぼ風っこ号」
◆山形鉄道フラワー長井線
最上川橋梁
◆不意に出会った雰囲気いい小さな川