seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

登頂断念しちゃった霊仙山

昨夜は、醒ヶ井から入った榑ヶ畑登山口で車中泊。寝るときには星がキレイに見えていたのに、朝7時に起きてみると雪が降っていて車にまで雪が積もっていた。こりゃ駄目だぁと就寝…。
再び起きたのは9時。相変わらず雪は降っているけれど明るくもなったりするから、とりあえず登ってみるかぁと食事して準備を始めた。めちゃ寒いから、アンダーウェアに薄いフリース着て、その上にWindStopperのソフトシェルとレインウェア。下は、登山パンツとレインウェアにスパッツを付け、泥対策も完璧にした。
相変わらず準備にはたっぷり時間がかかってしまい、出発は10時半になってしまう。完全に山頂まで行く気はなさそうでも、足の運びは快調だった。廃村となった榑ヶ畑(石垣とかが残っている)を抜け、2合目となる汗ふき峠まで来ても雪はやまない。立ち止まると寒いけれど動いている間は暑いくらいだから、行けるところまで行こうと先を急いだ。
登山道の中間点となる5合目の展望台まで来たときには、青空が見えて琵琶湖と比良山系がキレイに見えた。ここからかなりの急登になり道もぬかるんでいるから、めちゃ登りにくく体力が消耗していく。しかも稜線近くまで来ると、風が荒れ狂ったように吹いていた。再び雪も降り出して猛吹雪状態。これ以上進んでも何も出来ないなと、結局は引き返してきてしまった。情けなや〜。
5合目までの下りはこれまた大変で、何回滑って転げただろうか。もう泥だらけ。でも5合目では晴れ上がって風もなかったから食事することにした。やっぱり寒いときはカップラーメンが1番。コーヒーも入れて、暖まった。
ここからは順調に飛ぶように下って、汗ふき峠まで来たときにはまだ余裕があったから、榑ヶ畑とは反対側の今畑まで福寿草を見に行こうと思った。今日はまだ福寿草を見ていない。でも行けなかった。今畑側に下り始めたところでキレイな谷川を発見し、地面が急勾配なところで撮影していたら、地滑りで自分まで滑り落ちてしまう。もう少しのところで谷川へ落ちていくところで踏みとどまったけれど、そこから這い上がるのがまた至難の業だった。久々に冷や汗をかいたなぁ。怖かったなぁ。まあ、落ちてもずぶ濡れになる程度だったけれど。
もう今畑へは行く気力体力が共になくなり、おとなしく下山。なんか下山してみたら誰かと会いたくなってきたけれど、こういう時には誰もいないんだよなぁ。まっすぐ帰宅した。


◆4合目にて


◆5合目にて



 琵琶湖と比良山系を望む

 やっぱカップラーメン

◆決死で撮った谷川



◆よく見るとバックは伊吹山