seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

晩秋の鎌ヶ岳

3年ぶりに開通した鈴鹿スカイラインに行きたくて、ついでに武平峠から15年ぶりくらいとなる鎌ヶ岳に登ってきた。
鈴鹿スカイラインはキレイに復旧されていて、久々に走る道を楽しむ。やっぱりこの道は大好きで、予定より早い開通は嬉しかった。出発が遅かったから、各登山口には多くの車が駐車されていた。
スカイライン頂上の武平峠も満車状態だったけれど、トンネルを抜けた滋賀県側でぎりぎり駐車できた。急いで準備してみても時間は12時で、かなり遅い出発。湯の山温泉から武平峠のアプローチを短縮した、スカイラインならではの技…!?
駐車場から10分程登ると、本来の武平峠に出る。ここで北に向かうと御在所岳、南に行けば鎌ヶ岳の稜線になっている。ここから鎌ヶ岳山頂へは1時間くらいなんだけれど、鈴鹿きっての岩峰といわれるだけあって狭い稜線のガレ場が続く。
気合いを入れて稜線歩きを開始。朝は雲に覆われていた空もすっかり晴れ渡り、暑いくらいだった。周りの木々はすでに葉を落としてしまい、さながら初冬の登山をしている感じ。所々に葉を残した木々の紅葉は、淋しくもあったけれどキレイだった。
この登山道は、学生時代のワンダーフォーゲル部でよくテントを担いで登った道。かなり記憶にはあるもので、めっちゃ懐かしかった。岩場にさしかかると、これを越えるのに苦労したなぁとか…。
でも今日はザックが軽くて足の調子も良く、軽快に岩場やガレ場を越えて行った。大きな転倒はなかったなぁ。さすがにカメラを首にかけるのは岩にぶつけるのが怖く、ザックに入れて登った。
そして、武平峠から休憩を含めて1時間ちょっとで山頂到着。この鎌ヶ岳を標準ペースで登れたことが嬉しかった。空気も澄んで、三重県側は濃尾平野や伊勢湾が眼下に一望でき、滋賀県側は深い山々が続き、やっぱり晴れてると最高。この山頂は、結構霧に包まれていることが多かった気がする。
山頂は強い風が吹いて休憩してたら寒いくらいで、早々に下山を開始した。登りが短かったせいか、下りも元気で面白いように早く足が出る。ストックも駆使して転げることもなく、かなりのスピードで下ることが出来た。月山登山で崩壊しかけた自信を取り戻した感じかな。長丁場になると、わからないけれど…。
めっちゃ気持ちいい登山だった。このまま、お気に入りの温泉に直行したかったけれど、今夜はまた飲み会があって家に直行。久々に会う会社のメンバーでの飲み会は、こちらもめっちゃ楽しかった。
本当にいい1日だったけれど、疲れたなぁ…。


復旧した鈴鹿スカイラインの武平峠(滋賀県側)

登山道の武平峠

こんな岩を越えて行く

振り返ると未登の雨乞岳(同行者募集)

中間点くらいから山頂を望む

登山客が多くてこんな写真に…

よく見ると真ん中に毎日通うビルが

よくキャンプした宮妻峡の谷

こんなガレ場を下ってきた

晩秋風情かな




武平峠にはキレイな紅葉もあった