seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

傷だらけの竜ヶ岳

昨夜は、鈴鹿の石榑峠まで走った。長野とかまで行きたかったけれど、帰りの高速渋滞が怖いから止めておく。
でも石榑峠は、めちゃ涼しく月も綺麗。おまけに先月とは違って車が全くいなかったから、三重県側への通行止めゲートにある異様なコンクリートの上で飲んでいた。


車の窓を全開にして、気持ちよく車中泊したら、起きたのは8時過ぎだった。急いで準備して出発。傍らで大きなアンテナを張ってアマチュア無線やってる人がいて、その交信内容が懐かしかった。
石榑峠(687m)から竜ヶ岳(1099m)まで登るコースは、一気に県境尾根を駆け上がるから結構厳しい。ロープがかかったガレ場もいくつかある。登り始めてすぐから、ガレ場あり急登ありで、心が折れそうになった。
天気は曇り空でガスっていても、あえぎながら登っているとめちゃ暑い。身体全体から高熱を発しているかのように…。それでも、2時間で登り切った。お盆だからなのか人が全くいなく、鈴鹿にしてはめちゃ静かな山を味わえた。唯一出会ったのは、岡崎の犬を連れたおじさん。そういえば、一昨年のお盆に九州・霧島に登ったときも、犬を連れたおじさんと出会ったなぁ。犬を連れた登山なんて、結構あこがれる。
ガスってて展望も良くないし昼食にも早いから、すぐに下山開始。結構バテバテだから、いつもより慎重に下った。でも、1カ所だけガレ場で足を踏み外し転げていった。
各方面から登山禁止になるといけないから詳細は省くけれど、腕を擦りむいただけで済んだのはラッキーだった。相変わらず不死身。でも、新しいカメラの上の液晶が壊れてしまい、泣くに泣けない…。


無事とは言えないけれど下山して、先月行った沢で昼食にする。今回は三脚も担いだのに、カメラと三脚をつなぐクイックシューを忘れてしまった。馬鹿だなぁと思いながら、沸かしたコーヒーを沢で冷やしていたら、タオルが流されていく。追いかけてダイビングしたら、左人差し指を思いっきり突いた。
最後の最後まで、馬鹿だった。でも生還してるから、まぁいっか。


石榑峠終点


◆一瞬の晴れ間



◆山頂付近



花崗岩の巨石「重ね岩」



◆沢