seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

再び大三島

朝6時過ぎに起きた。もう陽は高く昇っていたけれど、朝日に輝く来島海峡が綺麗。
来島海峡は瀬戸内の中でも交通の要所になっていて、その上には3連の来島海峡大橋がしまなみ海道として架かっている。4kmもあるこの橋を自転車で渡ってやろうと思うも、昨日の疲れが残り身体が動こうとしなかった。ここも次回だなと、大三島へ移動した。


大三島に戻ってきた理由は、大山祇神社で国宝の鎧兜を見忘れてしまっていたから。以前に「見る価値はあるよ」って教えられていたのに、やっぱり熱中症で思考回路が停止してるのかも…。
でも着いた時間が早かったから、部落を離れて島の北側を車で走ってみた。そこには本当に何もなく綺麗な砂浜と海があるだけで、道路の感じも石垣島や西表島を思い出させてくれる。やめておけばいいのに自転車でも走ってみたら、めちゃ気持ちよかった。車も全然走らないから思いっきり走ってたりしたら、すぐにバテてしまったけれど…。
そして、大山祇神社へ。ここは山の神、海の神だけじゃなく、戦いの神として昔から崇められているらしい。特に源平合戦の時には、瀬戸内が戦場でもあり、三島水軍という地元の人たちも戦い、源義経や頼朝は戦勝時に鎧を奉納している。
それらの鎧や刀など、奉納された武具を展示している紫陽殿・国宝館は圧巻だったなぁ。平安時代や鎌倉時代の武具が、普通に目の前で展示されていた。武具の展示では日本一だとか。国宝館の展示も、ケースが木造でレトロな感じが気に入った。その中には、奈良時代に奉納された鏡や、大三島を守ったとされる鶴姫の鎧(女性用としては日本唯一)なんか、めちゃ良かった。(ここに導いてくれた、かとーさん、ありがとう!!)


じっくり国宝などを見ていたら昼過ぎになっていて、食事も取りたくないくらいに疲れ果てていた。昼からは隣の島の平山郁夫美術館へ行くぞと思っていたのに、そんな元気はなく島の南側を車で走ってみる。北側とは正反対な、崖の上を走る感じだった。
それから、温泉に入って爆睡し、エネルギーを回復させてから帰路についた。


暑くて死にそうだったけれど、めちゃくちゃ良かった大三島。今度こそは、ゆっくりキャンプして滞在してみたいなぁ。


◆今治側から来島海峡を望む



◆大三島北側の海岸





◆大山祇神社・国宝館


◆大三島南側にて



 最南端より来島海峡を望む