seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

チェンライ散策

今朝も起きたら雨が降っていた。雨期に入ったから仕方ないと思うも、朝からスコールだと気持ちも萎えてしまう。動き出す気にならずに、またベットに潜り込んだ。
10時頃になってようやく雨も上がり、チェットヨート通りにあるカフェで朝食を取った。昨夜の散策で過去の記憶がよみがえってきて、このカフェも居心地良かったことを思い出す。そしてやっぱり居心地良く、長居してしまった。


以前はそれ程に市内を廻った記憶がなかったから、今日は市内散策しようと思った。
まずは北に向かう。宿やレストランが集まる一帯から大きな時計塔があるメインストリートを北に渡ると、もうそこは地元民の商業地帯。文房具や雑貨、電化製品のお店が建ち並び、さらに北上すると公設市場みたいな大きな市場があり、路上にも所狭しと果物や魚を売る露店が並んでいた。もちろん車や人の移動はすごくて、ゆっくり歩く事なんて出来ない。この活気がアジアだなぁと、雑踏にもまれながらもこの雰囲気を楽しんでいた。
活気がある市場地帯を抜けると突然静かになり、その先の『ワット・プラ・シン』という寺院に入った。ここはチェンマイの同名の格式高い寺院と兄弟寺で、14世紀創建と伝統がある。汗だくで歩いてきたから、本堂に入るとひんやりとして気持ち良く、その中で見た仏像は立派。信仰心が厚い地元民がお祈りを捧げている姿を見ながら、自分も正座してじっとしてたら心が落ち着いた気がする。外にある大きな菩提樹の周りには、多くの仏像が奉られていて、面白かった。
さらに北へ歩くと、広い敷地の一角に列車が展示されていた。チェンライまでは鉄道が敷設されていないから、早期着工を念願するためのものだろうか。真意は分からずじまい。
ここからは適当に東方向に歩いてみたら、どんどん田舎になっていく。炎天下の下で気が狂いそうになるくらい暑かったけれど、あてもなく歩いた。でも、何もなかった…。田舎を感じられた点では、良かったかな。
引き返してくる途中、ありそうもない所でコーヒーショップを発見した。店構えは田舎風なのに、アイスコーヒーはちゃんとドリップするから美味しい。店員に英語で「遠くまで来たねぇ」って言われながら、長い時間疲れを癒していた。


夕方前に宿へ戻ったら、またスコール。20時くらいまで降っていたから本読んだりして過ごし、それからナイトバザールに行ってみた。ここはバスターミナル隣にあって、広い敷地で土産物などの店や出店が並んでいる。その中心にはフードコートまであるから、今夜はここでビールを飲んで、タイ焼きそばにご飯を食べた。
その後も、土産物屋を冷やかしながら歩いて、チェットヨート通りのビアバーにも立ち寄り、帰る。良く歩いた1日だった。


◆チェンライのワット・プラ・シン




◆展示されていた謎の列車


◆活気がある市場前の出店


◆宿近くのワット・チェットヨート


◆ナイトバザール入口