seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

チェンマイ・ドイステープ

昨夜は寝不足にも関わらず飲みすぎてしまい、今朝は起きられるはずもない。朝早くに昨日の友人から「ランプーンへドライブ行こう」って電話があったけれど、そんな気力もなく断ってしまった。タイ北部では最も古い街といわれ1度は行ってみたかったから、今では後悔している…。


結局は10時過ぎに起き、お気に入り『Phon-NonCafe』で朝食をとる。トースト+スクランブルエッグ+ベーコン+サラダ+ジュース+コーヒーのいつもの朝食セットで、100バーツ。これらを半オープンテラスでゆっくり食べられるのが、かなり至福な時間かも。今日もコーヒーをおかわりして、本読みながら2時間以上はマッタリしちゃったなぁ。そんな旅人がここには多くて、居座っちゃう理由かも。


昼過ぎになって、ようやく動き出す。天気も良かったから、山の上にある寺院『ドイステープ』へ向かおうとした。
ターペー門脇にはトゥクトゥク(原動三輪車タクシー)が溜まっている場所があって、なぜだかここの連中にも顔を覚えられている。たまにはこっちから声を掛けてやろうと「寺院まで行けるか?」って聞いてみた。でもやはりあの山道は行けないのか行きたくないのか無理だと言ってソンテウ(乗合小型トラック)をチャーターさせようとするから、話にのってみた。街外れまで行けば乗合ソンテウを捕まえ安く行くことも出来たけれど、あまりガツガツしないのも歳をとった余裕??
交渉して往復800バーツが600バーツになった。それでも乗合ソンテウの10倍もしたけれど、それだけに快適。ソンテウでもクーラーが効いた助手席に乗り、かなりの山道を登っていく。以前、乗合ソンテウのぎゅうぎゅう詰めシートで辛い思いをしたことが、懐かしかった。
寺院の参道入口でソンテウを降り、帰りの時間を約束して別れる。今日はタイでも休日で参道前は賑わっていて、大きなステージを作って舞踊ショーが行なわれていたのは驚きだった。参道の長い階段もすごい人で、間を縫って登っていく感じ。そして境内に入ると屋外なのに靴を脱ぎ、その先では小学生くらいの女の子たちによる民族舞踊を披露していた。可愛らしく綺麗だった。
タイの寺院は煌びやかだけれど、ここ『ワット・プラタート・ドイ・ステープ』は特に煌びやか。金ピカという言葉がよく似合う。今日は強い太陽に輝きを増す黄金の仏塔の周りを、熱心にお参りをしながら歩く人たちの光景を眺めているのが飽きなかった。また、ここからのチェンマイ市街の眺めもいい。やっぱりここは、素敵なところだなぁ。


チャーターしたソンテウで再び市街に戻ったらすでに夕方前で、相変わらずあてもなく歩き始めた。旧市街からターペ門、ナイトマーケットあたりをぶらぶらしていい感じ。でも、日が陰ってきたから歩きやすくなったなぁと思ったら突然のスコールに見舞われ、ナイトマーケットに避難する。ここにも行きつけ(?)のオープンバーがあって、覗いてみたらここでも覚えられていた。雨を見ながら飲むのいい感じで、英語の簡単な会話をしながら楽しかった。
雨も上がってまた歩き始め、ターペー門に戻り『Phon-NonCafe』で食事して、ロイ・クロー通りのバーで飲んで…。このままだと、またチェンマイに居座っちゃう気がしてきた。


※1バーツ≒3円


◆境内での民族舞踊


◆黄金に輝く仏塔


◆黄金に輝く仏像


◆チェンマイ市街(右下には空港が)の眺め


◆300段以上ある階段