seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

美女と竹林

美女と竹林 (光文社文庫)

美女と竹林 (光文社文庫)


全くくだらないエッセイ集。竹で大儲けしようとして竹林の伐採を始めるが、大変すぎて仕事や小説が忙しいと言い訳をし竹林へ足が向かず、挙げ句の果てには大儲けした後の妄想まで入ってくる。くだらないと思っても、なんか歯がゆくて(似てるから?)可笑しくて、結局は最後まで読んでしまった。
満足した証拠に、先週京都でこの作品の舞台である、洛西に足が向いてしまった。でも、他の森見作品を読んでからの方がいいかも…。