seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

紅葉の小谷城

出発の準備に手間取って、何も考えず名神高速へ向かった。西へ行こうと思って。でも、事故があったらしく大垣から20kmの渋滞。その先も渋滞が続いているようだったから、嫌になって関ヶ原で下りてしまった。相変わらず、何だかなぁ…。
関ヶ原からどこへ行こうと考えていたら、湖北の小谷城がひらめいた。つい最近会社の人と話していたばかりで、来年の大河ドラマ『江』の舞台になるから今年のうちに行っておこうと思った。この小谷城は、戦国大名・浅井氏の居城で、堅牢な山城で知られている。信長の再三の攻撃に耐えながらも、最後には攻め滅ぼされ、秀吉が引き継ぐも長浜に移転して廃城になってしまった。
車で中腹まで登り、そこから歩き。まさかの雨が降っていて、レインウェアを着て登り始めた。しばらく歩くと城郭が現れ、尾根沿いに段々になっている。よくもこんな山中を切り開いたなと思うくらい広い広場がいくつもあり、石垣の名残などを見るとここに立派な建物が建っていたんだろうなぁと思いながら歩いていた。しかも周りの木々が立派で、紅葉も最盛期だからめちゃ綺麗で、人も全然いないからゆっくり楽しめた。
本丸を過ぎて山王丸を過ぎると、本格的な山道になった。ここから20分くらいかけて、山頂にある大嶽城跡まで行く。最初に小谷城が建てられたところらしい。かなりの急登で登っている人たちは登山者ばかりで、手ぶらで来たことを後悔した。山頂はやはり切り開かれたように広くなっていて、城郭跡などがわかった。展望もよくて、琵琶湖も綺麗に望める。今度は昼の準備とかして、ゆっくりしたいなぁって感じだった。
下るときには晴れ間も出てきて気持ちよかったけれど、腹が減りすぎて急いで下った。
◆桜馬場                        



◆本丸                         




◆山王丸                        
◆大嶽城                        

 琵琶湖を望む                     
 小谷城がある尾根(おね)を望む            


 山王丸付近から山頂を望む