seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

京都文化博物館『特別展・龍馬伝』

昨夜のうちに出発しようと思っていたらワールドカップを見ているうちに寝てしまい、朝もグタグタで9時出発。案の定、東名阪の大渋滞に巻き込まれ、京都市内に入ったのは12時近くだった。
まずは紫陽花を見ようと詩仙堂へ向かったけれど、北白川通りまで来た頃には結構な雨が降っていてあきらめた。カメラを持ち歩くには降りすぎ…。仕方なくランチがてらゆっくりしようと、平安神宮近くの『綴』へ。雨が降っていたからなのか客が少なくて、おいしい日替わりランチを食べてコーヒー飲みながら本を読んでいた。めちゃ落ち着いた感じ。
そして三条通にある京都文化博物館へ。『NHK大河ドラマ特別展・龍馬伝』がやっていて、昨日から3日間は龍馬像のガラス板写真が展示されるっていうから、是非見たかった。
あまり大きくない規模を想像して行ってみたら、新館の2フロアを使う大規模なものでびっくり。京都国立博物館が改修されるから、その中の龍馬コレクションを出展するってのは知っていたけれど、その数が半端じゃなかった。武市半平太やら、勝海舟やら、三好慎蔵やら、龍馬に周りの人々までも貴重な資料が展示されている。一番だったのはやっぱり龍馬の手紙かな。乙女姉さんだけじゃなく、いろんな人に数多くの書簡を送っている。その力強い文字にも圧倒された。龍馬がずっと持っていた刀『吉行』とか紋服も見られて良かったな。しかもこれらほとんどが現品だから、その時代の雰囲気が紙とかから伝わってくるような気がした。ガラス板写真はというと、小さかった。葉書より小さい。でも唯一現存するというから驚きで、見ることが出来るということはすごいと思った。
ただ残念だったのは人の多さ。大きな声でずっとしゃべり続ける人も多いし騒ぐ子供が多い。そしてなかなか前に進まない。休日だから仕方ないんだろうけれど、もっと落ち着いた環境で見たかったな。珍しく借りた音声ガイドは、弥太郎の香川照之が解説で面白かった。
見終わったのは18時過ぎで3時間以上も見てまわっていたけれど、かなりの充実感で満足できた。7月6日からは展示物が一部入れ替わり、近江屋で暗殺された時の血がにじむ屏風(現品}が展示されるから、また来ないとな。