seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

初インドは…

23時過ぎ、デリーのインディラー・ガーンディー国際空港に到着。ここでぼったくりにあうのは有名でドキドキしてたけれど、他国の空港と同じように、出発ロビーまで行って流しのリキシャを捕まえた。安宿が集まるニューデリー駅近くのメイン・バザール(パハール・カンジ)まで妥当な400円くらいで行くというから一安心だったけれど、途中では立ち小便に行くわ、他のリキシャと止まって話すわ、買い物には行くわ、客を待たせて用事を済ませるなんて、これがインド流なのだろうか。
それでも追加料金は取られず降ろしてくれたけれど、ここが安宿街で有名なメイン・バザールなのかって疑うほどに静まりかえったスラム街のようで、タイのカオサンのような夜も賑やかな街をイメージしていただけに驚いてしまう。人の姿がない代わりに牛が道ばたに寝ているし、どこに安宿があるのかも全くわからない。
とんでもないところに来てしまったと少し怖くなり、自転車リキシャを捕まえて安宿まで連れて行ってもらうことにした。デリー市内というのに舗装もされていない細い路地をリキシャが進み、通る度に野犬だか飼い犬だかが飛び出してきて吠えまくり、リキシャの親父が犬たちを蹴り飛ばす。本当に大丈夫なのかと不安が最高潮になったところで、薄汚いビルの安宿に到着した。
現在地を確認したらメイン通りからそれ程離れていないことに安心し、かなり汚い低レベルな安宿だったけれどもう動く気にはなれなくてチェックインした。シングルで700円。なにもかも明日考えようと、すぐに寝てしまった。