seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

嵯峨野の紅葉

予定通り朝起きられず、9時出発。東名阪はすでに渋滞だったから名神でだらだら走り、大津手前で渋滞したものの12時前には浜大津に到着した。でも浜大津の駐車場が満車になっている。京都が激混みになる時期は浜大津に車を置いて電車で行くという「パーク&ライド」。これを裏技で使ってたのに京都市が本腰を入れたのか、高速道路でもかなりPRしてたのが満車の原因だろう。幸い、もう1つの駐車場に空きが出て無事に京阪電車で京都へ突入することが出来た。
どこへ行こうかあれこ考えたけれど、もう昼だしピンポイントで嵯峨野へ行こうと思った。激混み覚悟で。京阪と地下鉄で二条まで行き、空腹を我慢できずモスで腹ごしらえしてJRで嵯峨嵐山へ。
まずは駅から近い清涼寺で参拝。ここは境内が広くて好きだ。茶屋の「あぶり餅」も激ウマだけれど座るスペースもないくらい混んでたからあきらめる。ここから奥嵯峨野へ向けて歩き出した。嵐山から遠くなるにつれて人が少なくなっていき、歩いていても気持ちよくなっていく。この道を歩くのは結構久々で歩いてるだけでも楽しかった。
奥嵯峨野では必ず立ち寄る「化野(あだしの)念仏寺」を拝観する。無数に並ぶ石仏は何故か心安らぐ。ここの紅葉は最盛期で、真っ赤なモミジが良かった。ただ曇っていたから光が射さず、あまりいい写真が撮れない。光がない紅葉って難しいなぁ。
奥嵯峨野の終点、鳥居本まで行って引き返す。今度はだんだん人が増えていくから憂鬱だった。本当は常寂光寺へ行くつもりが、日暮れも近かったからその手前の「二尊院」を拝観。ここも紅葉は最盛期で期待以上にいい。本堂あたりもいいけれど、鷹司家など公家のお墓がある墓地まで行く道がまたいい。紅葉した木々は多いし、墓地からの眺めも素晴らしい。あまり人が来ない場所で、自分も会社の人に教えられてからのお気に入りの場所だ。ここでバチが当たったのか思いっきり足がつった。こんな痛いのは高校の夏合宿以来だろうか。誰もいないことをいいことに、しばらくのたうち回ってた。
二尊院を出てらもう完全に陽は落ちてしまい嵐山へ。天竜寺から渡月橋まではひどいものだった。よくこれだけ人が湧いてくるもんだなぁって思うくらい。奥嵯峨野のゆったり感が懐かしく、早く逃げたくて阪急に飛び乗った。
18時過ぎに祇園に着いて友人と会う。腹も減ってたけれど友人が今夜中に大阪へ行かなければならないとのことで東山を歩き回った。二年坂や、ねねの道、石塀小路などなど。高台寺や知恩院がライトアップしてたけれど、大行列を見て入る気がしなかった。
友人と別れて東山駅の近くで食事。レトロ喫茶風でなかなか良かったけれど、21時半閉店って言ってたのに21時で追い出されたのには腹立った。浜大津まで戻ったら22時過ぎでもうクタクタ。万歩計を見たら23500歩というのも驚いた。もう帰れるわけがなく、スーパー銭湯に入って車中泊することにした。

・清涼寺                 
・化野念仏寺               


鳥居本                 
・二尊院                 






・ねねの道                
円山公園 長楽館             
知恩院