国境の南、太陽の西
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/10/04
- メディア: 文庫
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相変わらず村上小説は最高。
自分は結婚してないんだけれど、この主人公に共感できる点は多かった。この本には恋愛にとどまらない「喪失」とか「幻想」とかが読み取れる。それは子供の頃からの過去をひきずって。でもそれを変化させる努力をしたり、時には妥協したりして、進んでいくんだよなぁ。
最初のあたりは12,3歳の頃のことも思い出させてくれた。めちゃくちゃ似た出来事が多かった。
いろんな事で彷徨ってる時期、この本に没頭できた時間が持てて良かった。