seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

紅葉の洛北〜洛東

今年も紅葉最盛期の京都へ行ってきた。何気に京都は久々。気合いを入れて家を6時半に出発し、さほど渋滞もなく今年も琵琶湖大橋経由で大原に入った。
大原の古知谷阿弥陀寺には10時頃到着。早速静かな参道を登って行くと、朝靄がかかったいつもの静かなこぢんまりとした本堂と庭が出迎えてくれた。紅葉はやはり色づきは悪いけど、それでも個々の木を見ると綺麗なのもあって徐々に朝靄がのぼっていき光が差し込んでくる情景はなんとも言えなかった。ちょうど人が途切れたときに行けたのもラッキーで、静かな本堂で庭を眺めていると今年もここへ来てゆっくりとした時間を過ごしているという贅沢さと幸福感を味わっていた。



人が増え始めたから本堂から参道を下る。参道の紅葉は全然ダメだったけど、一番下の山門の紅葉はいい感じだった。緑のコケと黄色の葉のコントラストがいい。時折強い日差しが差し込んで撮影はむずかしかったけど。

次は大原三千院。やはり凄い人だった。人混みの中を歩くだけで疲れる。三千院まで行ったけど、すぐに入る気にはなれなくて、庭園がすてきな宝泉院へ。ここもチケットを買うだけで行列していた。しかも拝観料が800円でこの人混みの中で払うのはもったいないなぁっておもいあきらめた。そして再び三千院へ行き中へ入ったけど、本堂の中の庭園の紅葉はいまいち。外にある庭園はきれいなのもあったけど、やはり例年と比べると悪かったかな。



大原から今度は市内へ車で向かう。途中でポン酢が有名な「志野」というお店で赤じそのドレッシングを買った。店内には様々なドレッシングがおいてあり、どれも試食させてくれるようになっている。どれも気になるものばかりだった。市内に入っていつもの「進々堂Cafe」で遅い昼食。結構混んでいたけど角席に座ることが出来て、おいしいカレーとコーヒーをゆっくり味わえた。隣の雑貨屋にも寄ってロンTや靴下を買った。すでに顔まで覚えられてしまっていて挨拶に来られたのには恐縮した。
この時点ですでに16時。嵐山へ行きたかったけど諦め、下鴨神社へ。真っずぐにのびる参道や細かい砂利の道はお寺とは違う雰囲気を持っている。参道の紅葉はまだまだだったけど、境内のイチョウがきれい。夕暮れ時の空によく映えていた。



日も暮れて渋滞を乗り越え祇園に突入。いつもの祇園小石で飴を買って清水に向かった。時間も19時になっていて駐車場が全くない。少し遠くまで行くも全くなくて諦めかけたとき、いいポイントを発見して無事に清水寺へ向かう。ちゃわん坂から登ったけど、やはり長蛇の列で暫く並んだ。ここも紅葉はいまいちだったけど、清水の舞台から見る夜景は最高。三脚は立てられないから撮影はNGばかり。もっと明るいレンズや手ぶれ補正のレンズが欲しいなぁ。一番ひどかったのは清水の舞台が見られるポイント。よく事故が起こらないなぁってくらいもみくちゃになっていた。

清水寺からは三年坂に下っておやべや唐辛子を買い、そば屋でそばを食べる。そばと天ぷらとトロロとご飯で1580円とまあまあな値段でおいしかった。たまに食べる京都のそばはだしがうまくていい。名古屋に着いたのは日が変わっていたけど、今日もいい時間を過ごせたし結構廻れた方かな。やっぱり京都はいいなぁ。