seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

旅行を終えるまでに読んだ本

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)


旅のために買った本なのに、旅の前に読み終わってしまった。そして友人に貸したら、その友人も旅の前に読み終えてしまったから笑える。
それほど爽快に読み終えることが出来るこの本。でも、学生時代のなんとも出来ない事とか想いが蘇ってくる。いろんな想いが駆けめぐり、それが本質的に解決されるわけではないけど、後読感の良さはなんともいえなかった。何度も読みたくなる本だった。

京都のお寺とか良く行くけど、宗派の違いとか仏像の違いとか、またタイの煌びやかな仏教との違いを知りたくて読んでみた。まぁ大まかな事はわかったけど、この先を詳しく知りたいと思うところが多くあったような気がする。そうなると専門書を読めってことなのかもしれない。
人間失格・桜桃 (角川文庫)

人間失格・桜桃 (角川文庫)


なんか読んではいけない気がして敬遠していた本。やっぱり内容が凄すぎてインパクトがあった。なぜ人は暗い部分をひた隠しにしてしまうのだろう。自分はこの主人公のようにうまくコントロール出来る訳じゃないけど、「道化」という言葉にはハッとさせられた。もうこれ以上うまく書けないけど、かなりタイの安宿の部屋でいろいろ考えさせられた。