seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

八方尾根

深夜、名木山の駐車場に着き車中泊。そして、朝目覚めると青空が広がる上天気。新雪を滑るはずだったのにと気持ちが滅入ったけど、それでも頂上へ向かった。名木山では映画のロケがやっていてきれいなモーグルバーンが出来ていた。ちょうど田中麗奈がエキストラへ挨拶していたけど、スキーも出来ず1日観客席にいるのは大変だろうなと思った。応募しようかと思っただけに。
頂上へ行くと雪質は良かったけど思ったとおり圧雪バーンだった。仕方なく黒菱、北尾根へ移動してコブや軽いツリーを滑っていた。昼前くらいに疲れてコース裏で板をはずして休憩。そしたら1本の板が流れ、止まるものだと思っていたら雪が堅くそのまま谷へ消えていった。もう頭が真っ白になって、コース外だからパトは呼べないし、1本で下る自信はないし、また同じ板を買おうかと訳のわからないことまで考えていた。それでもストックを握りしめて谷を覗きに行くと、なんと20mくらい下の雪原に真上から突き刺さっていた。尾根から谷へ落ちるときに1本だけでビックエアを決めたらしい。しばらく考えた挙げ句、回り込めば何とか行けると判断して30分かけて救出した。もうヘトヘトだった。
その後も何本か滑ったけど2時過ぎに終了。帰りは下道を走って、また南木曾温泉に入って帰ってきた。なんか最近、スキーでも他の事でもなんか調子悪いっていうかズレていっているような気がする。流れを変えないとなぁ。