大平峠で大失態
今年もまた大平峠へ行ってきた。
長野県南木曽町から飯田市に抜ける静かな峠。
出発が遅くなってしまい峠頂上に着いたのは昼過ぎだったけれど、そこから夏焼山に向け登山を開始した。
◆登山口
峠辺りの紅葉は少し早い感じだったけれど、頂上に近づいていくと結構色づいている。でも、なんだか枯れた感じになっていた。
やっぱ今年の紅葉は良くないなぁ。
◆頂上間近
登り始めて40分で山頂着。距離は短いんだけれど、ずっと急登だから結構きつい。
でも天気がいいから気持ち良かった。御嶽山は雲がかかっていて残念だったけれど、相変わらず誰もいない静かな山頂でマッタリしていた。
◆山頂より御嶽山
◆山頂より南木曽方面
下山も何の問題もなく、無事に駐車場着。でも、車の鍵がズボンのポケットになかった。どこかで落としてしまったらしい。もう一度登ろうかと思ったけれど、日も暮れ始めていたから諦めた。
なんてバカなのだろう。痛恨の極み。車を前にして何も出来ず、電話でディーラーやロードサービスに相談しても、レッカーで山から降ろしてスペアキーを家から持ってくるしかないとの事。とりあえず高額になるであろうレッカーを呼んだ。
幸いに、いつも人がいないこの山に優しい登山客の人たちがいた。レッカーが来るまで自分たちの車で暖まってていいよと言ってくれる。こんな山奥までレッカーが来るのなんて何時間かかるかわからないし、それじゃ南木曽駅まで送って下さいと頼んでみた。どうせ南木曽までレッカー移動しても鍵を家まで取りに行かなくてはならないのなら、車を峠に置いて家まで帰っても同じだなと、とっさの判断。レッカーは断った。
そして優しい登山客の人たちに南木曽駅まで送ってもらい、お金を渡そうとしても受け取ってもらえず、連絡先も聞けなかった。本当にありがとうございました。
南木曽駅からはJRに乗り無事に家まで帰れたけれど、本当にバカだなぁ。こういう事が続き過ぎてる気がする…。
◆下山途中
おしまい。