seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

葬儀に参列してからチェンマイ着

昨夜、チェンマイに帰省している名古屋のタイ飲み屋のママさんに連絡したら、ちょうどランパーンの実家にいるからチェンマイまで送ってくれると言っていた。なのに、今朝7時に電話がはいり、今からおじさんの葬儀があるから一緒に行こう、と8時にピックアップされ拉致状態…。
実家というのはランパーンから更に30km山奥に入った、よくこんな所に部落があるなって感じの場所。予想通り部落のほとんどが親戚で、本家らしき家に100人くらいの人が集まっていた。日本の昔の葬儀みたいで、女性たちは庭にテントを張り食事作りに精を出している。そんな所に自分が行ったものだから、誰だこいつって感じで近寄ってきた。ママさん曰わく、説明が面倒くさいから私の旦那にしていおいた、と。日本には本物の旦那がいるっていうのに…。
葬儀の間は適当に遊んできていいと、解放された。といっても、小さな部落の他は山と荒れた山ばかり。ちょっと歩いただけで飽きて暑さでバテて、ママさんの実家で鶏や犬と戯れる。実にのどかな場所で、超うらやましかった。
葬儀が終わると、食事が一斉に振る舞われる。豚肉の煮込みや卵スープが1人1人大きな皿に盛られていて、どれも美味しかった。その食事会もすぐに終わり、今度は火葬場へ行くという。自分も車に乗せられ、ど派手な霊柩車の後ろをついて行く。トラックに乗った楽器隊が生演奏で随行するのは、驚いた。
火葬場といっても、小高い山の森の中に、東屋と遺体を焼く台があり、ほぼ野焼きするといった感じ。その東屋で読経が行われ、親族たちの献花などが行われ、暑いのに火葬が始まるまで1時間はかかっただろうか。棺が火葬台に移され、派手な爆竹と花火で点火され、葬儀は終わった。燃え終わるのを見届けると、お化けがでるらしい。旅の間に葬儀参列とは何やってんだかって感じだけれど、貴重な体験だった。


火葬場からは直接、ママさんとその弟とチェンマイへ。2時間弱で、ようやく慣れ親しんだ地に着いた。常宿のVipaHouseまで送ってもらいチェックイン。物価高騰からか宿泊代も値上がっていたけれど、友達プライスと言って従来の500バーツにしてくれた。
とりあえずナイトバザールまで歩いてみたら、たどり着くまでに3軒も声をかけられビールを飲むことに…。でも久しぶりに来た事に驚いてくれないから、つまらない。再びママさんたちと合流し、美味しいタイ料理をご馳走になり、その後はまた1人で知り合いの店で飲んでいた。やっぱチェンマイは落ち着く。

◆小さな部落にて









◆火葬場へ




◆チェンマイ到着