seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

世界一周ひとりメシ

世界一周ひとりメシ (幻冬舎文庫)

世界一周ひとりメシ (幻冬舎文庫)


海外へ旅に出て困るのは、意外にも食事。屋台とかで済ませるのもいいんだけれど、やっぱレストランやカフェでゆったりと食べたくなる。でも、知らない土地で一人でレストランに入るのは勇気がいるもの。自分なんか食べ方が汚いのもあり、注目されるような場所だったらどうしようとか思い躊躇してしまう。しかも、喫煙だけは譲れない…。その結果、食事するためだけに長時間歩き回り、感じがいいところを見つけるとリピーターになってしまう。まあ日本でも同じような感じがするけれど…。
この本は、同じ思いをして旅の中で食事していたから、めちゃ共感して面白かった。やっぱ入りにくいんだなとか、人の目が気になるんだなとか、ファストフードに頼ってしまうんだなとか。行ったことがない西アフリカや南米の食事事情は新鮮で良かった。でも番外編のアジアも、めちゃ良かった。シンガポールからマレーシア、タイ、ラオス、カンボジア、中国など、みんな行ったことのある都市ばかりで情景が頭に浮かんだ。ラオスのソムタムや中国成都の黒い麻婆豆腐などは、味まで思い出してしまった。
また食事には四苦八苦するけれど、早く海外逃亡したいもんだなぁ。