seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

たいらスキー場と合掌集落

昨日の夕方から、ようやく間断なく雪が降っていた。朝、車に行ってみると30cmくらいの積雪がある。7時に国民宿舎『五箇山荘』で朝食を済ませ、初めて行く『たいらスキー場』へと急いだ。
8時過ぎにスキー場に着いたら、吹雪状態になっていてリフトも動いていない。それでもなんかバタバタしちゃって気持ちが焦る一方で、こんな新雪は滅多にないと初めて履くファットスキーを出してしまった。本当に滑れるのか不安いっぱいでリフト乗り場にたどり着いたら、リフトは動き出した。
ここのスキー場はペアリフト3本というローカル的な雰囲気。でもファットスキーを履いた人ばかりいるのは、ゲレンデ全体が圧雪しないパウダー天国だからだった。リフトから眺めていると、我先にと膝くらいのパウダーを喰いまくっている。本当にこんな所を滑れるのかなぁと思ったら、もう足首とかが萎縮してしまい、1本目は散々なものだった。ターンをする度にバランスを失い、コケて新雪に埋もれ、脱出するのに5分くらいかかることも。頭から突っ込み、息が出来ないこともあった。もうヘトヘトになり下りきった時には、もう滑るのをやめようかと思ってしまった。情けない…。
でも、休憩してたら復活してきて、みんなからも促され、再びゲレンデへ。今度は違うコースに入ってみたら、膝下くらいの新雪で適度な斜度だった。ここが非常に滑りやすく、自信がつき始めたらガンガン攻められるようになり、ファットスキーの浮遊感を味わえるようになってくる。なんだかめちゃ楽しくなってきて、それから立て続けに5本滑った。最初滑れなかったコースも、攻めで滑れるようになった。意気揚々とレストランに戻ったら、「さっきの悲壮感と全く違う」と言われてしまう。かなり気分が顔に出るみたい…。
それから「俺のたいら」と豪語する師匠に頂上まで連れて行ってもらったり、また1人で陰練してみたり、本当に滑りまくった。非常のコンパクトだけれど全然飽きさせない極上のパウダーゲレンデは、超気に入ってしまった。また絶対に来るだろう…。
帰りには時間がなかったけれど、世界遺産の合掌造り集落『五箇山・相倉地区』に立ち寄ってみた。ここも初めてで、豪雪の中の合掌造りは非常に雰囲気がいい。ここは民宿もあり、「来年はここに泊まろう」という計画も。無理矢理でもここに立ち寄れたのは良かったかな。
帰りは東海北陸道の渋滞を回避し、北陸道を走り、米原で関西の友人を見送って帰ってきた。いろいろなことがあって超楽しく面白かった3日間。今回もまた付き合ってくれた仲間に、感謝だな。
そういう土日のブログと動画は、また後日…。


◆五箇山・相倉地区