初ロイカトーン
今回の旅の目的は、ロイカトーン祭りオンリー。どこへも行くつもりはないからのんびりしようと思っていたのに、やっぱ昼間から歩き回っちゃった。
ナイトバザールからピン川へ出てみる。ピン川は灯籠流しのメインになるためか、川端にはすでに沢山の灯籠を売る出店が並んいた。店先では、みんな手作りでキレイな灯籠を作っていたのは感心した。
それにしても暑すぎる。チェンマイに来る前は、涼しくなったから長袖がいるよってみんなから言われていたのに、最近また暑くなったらしい。歩き回ってチャランルート通りに入ったところでバテてしまい、カフェに入った。入り口は古雑貨屋で、奥がリバーサイドのカフェになったところ。ここがめちゃ良かった。雑貨屋で完全に通りとは遮断され、緑いっぱいの庭には旅人向けらしいテーブル間隔で、実に落ち着ける環境だったな。久々に通いたくなるカフェの発見だった。
ホテルに戻ったら、もう夕方。準備し直してロイカトーン祭りに出かける。まずはターペ門からのパレードを見ようと、馴染みのカフェのテラス席に陣取る。沿道の人たちは邪魔だけれど予想通りのいい眺めで、ソムタムを注文しビール飲みながら見ていた。カフェの店員には、月曜日がビッグパレードなんだよって残念な情報を聞いちゃったけれど、それでもタイ舞踊を踊りながら行く人たちや、山車みたいなものを曳いて行く人など、途切れもなく楽しかった。
パレードが中盤になった頃、一緒について歩いてみる。やっぱ凄い人出で歩くのも大変だけれど、いろんな知り合いに会っちゃうのも面白い。1年前ぐらいに何度か飲んだスウェーデン人にも再会出来たのは、笑った。
パレードはターペ通りから左に折れてナイトバザール方面に行くけれど、自分はそのまま直進しピン川へ。夜になって空にたくさん浮かんでいるコムロイが放出されている所へ行った。コムロイとは、ろうそくの火で上がる気球みたいなもの。みんなで願いを込めて上げるんだけれど、これが無数に上がるから神秘的。でも、よく事故にならないなぁって感じで、無数のコムロイが空高くまで上がって行く。そして川には、精巧に作られた数多くの灯籠が流れる。
これらを眺めながら神秘的な感じになっていたいけれど、現場は違っていた。花火は上がるし、爆竹やロケット花火は間断ないし、実に騒々しい。これがお祭り騒ぎってやつ。自分なんかロケット花火が胸に直撃し、目の前で見ていた人にYou are lackeyって言われちゃった。なんかいい事あるかなぁ。
この時点で22時を過ぎていた。もう限界に近いくらい疲れてしまい、ナイトバザールの馴染みのバーで軽く飲んで戻って来たけれど、想像以上に凄かった初ロイカトーンだった。
◆いつものPhonNonCafeでマンゴーご飯
◆不意に見つけたリバーサイドカフェ
表の雑貨屋
雑貨屋の奥は緑豊かなガーデン
カフェでチャーハン
◆変わった灯籠
◆日暮れのお堀
◆PhonNonCafeでパレード鑑賞
空には無数のコムロイが飛んでる
◆ピン川でのコムロイ上げ
願いを込めて
電線に引っかかったコムロイ
◆ピン川での灯籠流し
何を想っているんだろう