seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

メーソートへ

チェンマイをちょっと離れ、ミャンマーとの国境の街メーソートへ行く事にした。以前から気になっていた街だし、先回まで常宿のVipaHouseで働いていて世話になった女の子(Pan)がメーソートで就職したっていうから会いに行く。でも、バスの時刻を調べたら13時発だった。
とりあえずは朝起きてシャワーを浴び、タブレットを持って『Garden』で朝食を摂る。今回はタブレットをSIMフリー化したから現地のSIMを入れようとしてたのに、なかなかデータ用SIMが見つからなかった。でも、タイではホテルやレストラン、バーみたいな所は必ずWi-Fiが無料で使え、SIMカードがなくても通信には困らない。ここ『Garden』でもWi-Fiは快適で、いつもより長く居座ってしまった。
昼12時、ホテルをチェックアウトし「Panに会いに行くよ」って従業員たちに言ったら、「私たちも心配してるから、宜しく頼む。」と余計な責務を負ったような感じになる。そして、トゥクトゥクでバスターミナルへ。メーソート行きのバスは、結構立派なエアコンバスで330バーツ(800円くらい)だった。
メーソートまで5時間ちょっとの旅は、快適そのもので物足りなかったかも。タークという街まではチェンマイからバンコク間のハイウェイを飛ばし、タークからメーソートまではアジアハイウェイの一部になっている道を飛ばす。この道は、ミャンマーのインド洋の港からタイ、ラオスを経由してベトナムの南シナ海まで物資輸送する日本が力を入れている道だとか。これが整備されれば、危険なマラッカ海峡をパスできるらしい。ミャンマーが解放される事によって壮大なルートが出来ちゃうんだなぁと、その立派なハイウェイを走りながら思っていた。結構な峠でも広い片側2車線で、相変わらず自分で運転してみたいなぁとも思っていた。
19時前にメーソート・バスターミナルに着き、Panを待つ。少し早く着きすぎても、日本の携帯からタイの携帯に普通に電話できちゃうから便利で、すぐに来てくれた。Panは日本企業の工場で働き始めたって言うけれどホテル住まいで、同じホテルへ泊まる事に。でもここが、今まで走ってきたハイウェイ沿いにあり、周りにはガススタとレストラン1軒しかない郊外だった。え〜と思うも、ホテルはペンション風の小綺麗な所だったし、Panの好意も断るわけにもいかず、チェックインした。
それから、すぐにPanと夕食に行く。めちゃ広いハイウェイなのに、でかいトラックが走っているのに、信号もない真っ暗なところを横切り、その1軒しかないレストランへ行った。タイの田舎によくある木造の半オープンなところで、外には象や馬がいるからビックリ。どんだけ田舎なんだと思ってしまった。ビールを飲みながらPanの新生活の話を聞いていたら、ここはほとんどミャンマーみたいな感じで夜はあまり出歩かない方がいいと釘を刺された。
出歩かない方がいいと言われても、ここ自体が町外れで出歩けるはずもなく、ホテルに戻ったらどこへも行けない。仕方なくネットをちょっとやり(こんな田舎でもフリーWi-Fiだった)、疲れもあって早めに寝てしまった。

◆VipaHouseからの風景(今日もいい天気だった)

◆メーソートまでのバス(チェンマイバスターミナルにて)

◆途中のドライブインのコーヒーショップ(時計の上は国王陛下)

◆メーソート・バスターミナル