seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

チェンマイ最終日

昨夜は、最後だからと言って遅く飲んでいた。1時頃にはシャッターを閉めるのに、それから残っている客と今度はトランプ賭博が始まる。大した額じゃなく遊び程度なんだけれど、みんな真剣で、でも楽しそうなのが面白かった。自分は見てただけでも「これはVIPしか見せない」と、すでに特別扱い。こんな飲み屋が名古屋にあればどんなに楽しいだろうかと、相変わらずビリヤードに弄ばれながら、夜がふけていった。
って事で、今日も9時過ぎに起きて行動開始。明日早朝の便でバンコクから日本へ帰らなければならないから、今夜バンコクへ向かう飛行機(2500バーツ)を予約してある。だからチェックアウトを夜まで延ばしてもらい(200バーツ追加)、ホテルを出た。
まずはやっぱり『Garden』で朝食。ホテルから5分もかからず、すぐにまずまずなコーヒーにありつけるのがいい。今朝は食欲がなく、ヨーグルトかけのコーンフレークとフルーツを頼んでみた。コーンフレークはあまり美味しくはなかったけれど、フルーツがやっぱりいい。スイカにパイナップル、マンゴー、パパイヤがどっさり出てきて、めちゃ美味しかった。食べるのが苦労したくらいの量なのに、40バーツだった。新しいおばちゃん店員とも長く話をするくらい仲良くなり、「たぶん1年以内には、また戻ってくる」と別れてきた。
◆最後の『Garden』での朝食



それから、またぶらぶらと歩き始める。ナイトバザール裏の小さな寺院に立ち寄ってみたり、土産物屋を覗いてみたり、暑い中を当てもなく歩いていた。そしたら小さな路地のゲストハウスから「こんちは」と日本語で呼び掛けられる。見るとヒッピー風の欧米人で、昨日ナイトバザールで自分を見て興味を持ったらしい。この欧米人は日本大好きで京都の話で盛り上がり、「これからメーサリアンへ行くけど、一緒に行かないか?旅行者が少なくて自然いっぱいで、すごくいい所だよ。」と誘われた。「行きたいけど、1週間しか休みがなくて今日帰るんだよ。」って答えたら、「日本人は働きすぎる。」と返ってくる。自分もその通りだと思った。でも、メーサリアンへ行く事と再会を約束して、別れる。日本語がめちゃ上手い、不思議な欧米人だった。
昼食はやっぱりターペ門の『PhonnonCafe』。最後はタイのラーメンにした。ここのお店の出汁は実に美味しく、ラーメンの他にもお粥も絶品。辛い調味料なんか入れずノーマルで食べるのがお気に入りで、なんかホッと出来る。美味しかったラーメンの後はコーヒーを2杯も飲んで、車道の横でうるさいのに何故だか落ち着くテラス席で、本を読みながら名残惜しんでいた。
◆最後の『PhonnonCafe』での昼食



またぶらぶら歩きながらホテルに戻ったら、もう夕方16時。急いでシャワーを浴び、パッキングを始める。今回もお土産に買ってしまった瓶のレッドブルも、厳重に梱包した。バタバタやりながらも17時過ぎには完了。ホテル従業員たちに「早く帰ってこいよ」と見送られながら、ザックを背負い再び歩き始めた。
◆3泊した『VipaHouse』の部屋



いつもはホテルから空港へ直行するのに、今日はナイトバザールに立ち寄る。今回も毎日立ち寄ったオープンバー『KalaeBar』の女の子たちや仲良くなったアメリカ人の客たちに「見送ってやる」と言われたから。ここの女性オーナーとはチェンマイに初めて来たときからの付き合いで、オージーの彼氏がいるというだけあって旅好きで話していて面白い。その従業員たちもみんな明るくて、めちゃ居心地が良かった。最後だからと昨日一緒に映った写真までプリントして、プレゼントしてくれた。そして余分にプリントした同じ写真まで持っていて、これは店の壁に貼るという。感謝感激だなぁと思いつつ19時、わざわざ連れて来てくれたトゥクトゥクに乗り、名残惜しく空港へ向かった。
◆毎晩通った『KalaeBar』


◆『KalaeBar』があるナイトバザール


最後に「いつ帰ってくる?」と問われ、今日1日曖昧にし続けた問いに、「たぶん9月!!」と答えてしまった。いいのかなぁ〜。



バンコク国際空港に無事到着