seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

真夜中のマーチ

真夜中のマーチ (集英社文庫)

真夜中のマーチ (集英社文庫)


また奥田英朗にハマってきた感じ。この本は、ちょっと前にでた小説だった。
登場人物は、パーティー屋や会社員、画廊とその家族、ヤクザ、中国人マフィア、中華料理屋経営者など、次々出てきて真夜中の東京で物語が進んでいく。その進行が逆転に次ぐ逆転で、もの凄くスピーディーだから面白かった。なんで奥田英朗って、いろんな世界をこんなに詳しく面白く書けるのか不思議になる。伊良部シリーズとかよりは隠れてしまうけれど、かなり傑作な小説だった。
そしてまた、新たな奥田小説を友人に借りて読んでいる。