seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

首長族に会ってきた

昨夜、飲んでいる時にオーストラリア人と仲良くなり、今日は一緒に遊びに行こうって事になった。
でも、予想通り約束の10時にはやってこない。待ち合わせのカフェで、朝食を食べ本を読みながら待っていたら、11時過ぎに悪びれもせずやってきた。相変わらずだぁ。
3杯目のコーヒーを飲みながらどこへ行こうか相談してたら、お互い首長族を見た事がないから行ってみる事に。よく客引きに「首長族の村へ行かないか?」って声をかけられてたけれど、200バーツという安さに怪しんでいた。どこへ連れてってくれるのだろうか…。
カフェの前でトゥクトゥクは捕まり、相場通り往復200バーツで交渉成立。トゥクトゥクは郊外に抜け、30分ほど走った。田舎ののどかな景色が、なかなか良い。
着いたところは結構な山の中でも、近くには虎と遊べるパークなんかもあって、まさに観光用の場所って感じだった。なるほどねぇって感じ。
案の定、村の入り口では入場料500バーツも払わされた。そして中へ入っていくと、道の両側には土産物屋が並んでいる。更に進んでいくと東屋みたいな小屋が並び、首長族の女性が織物を織っており、軒先ではその織物を売っていた。それで道は終わり…。
もっと生活感がある家とかが見学でき、ジャングルみたいな所に入っていけると思っていたのに、非常に残念。まあ、チェンマイ近郊の観光施設としてはこんなものかな。ただ、土産物屋 の女性に「買わなくてもいいから」って話しかけられ、つたない英語での会話は楽しかった。
帰りには予想通り、他の観光スポットに誘われたけれど、半分怒った感じで断った。もういかにも観光スポットというのは充分…。ターペ門まで戻って、オーストラリア人とも別れ、いつものカフェでマッタリ。いつもと違う行動して、疲れたなぁ。カフェの店員に「今日はどうしたの?」って言われちゃったくらい…。


2時間くらい居座ったら元気になって、また歩き始めた。
お堀沿いがやっぱり気持ち良い。現地の人や欧米人が、散歩したり走っている。その人たちと話したりして、暑いけれど広い青空の下を歩いていると、たまらない開放感でいっぱいになり旅している実感が湧き出てくる。トラベラーズハイ?
こんな時は、どこまでも歩き続ける。休むことなく、夕方を過ぎて暗くなる頃にはビン川辺りをうろついていた。お堀を出てからは写真も撮らなかったけれど、面白かった。
そして今夜は、チェンマイ最後の夜。世話になったお店に、挨拶がてら梯子する。楽しかったなぁ。みんな質問は同じで、「今度は、いつ帰ってくる?」って。「1年以内には」って返答していたけれど、本当に居心地いいチェンマイはすぐにでも帰ってきたいなぁ。
途中、ナイトバザールではばったりと先日飲んだ名古屋の社長と会い、ビールをご馳走になった。最後のホテル前のビアバーでは、20年前に桑名から移住し貿易をしてるという面白いおっちゃんに出会い、またご馳走してもらった。
楽しい夜は、明け方まで続いてしまった…。


◆首長族の村



◆昼間のロイクロ通り



◆滞在していたVipaHouse


◆ターペ門近くの運河