seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

フェルメール展と中秋前のお月見

昨夜は、高校の仲間と飲んで、その後また別で飲んで、帰ったのは2時過ぎ。やはり今朝は起きられるはずもなく、11時頃になって床屋へ出かけた。
でも床屋が珍しく混んでいて退散。天気もめちゃ良かったから、こりゃ出かけるって事だなと高速に乗る。そしてノンストップでたどり着いたのが、京都だった。突発的でも、自然な流れ…。


京都市内に入っても天気が良かったから、鴨川辺りをぶらぶら歩き始める。市街中心部なのにやっぱり空が広くて気持ちいいなぁって思っていても、今日は格別に暑かった。
ここのところ動き回っていなかったせいか、すぐにバテバテになってしまった。こんな事で来週末からのタイは大丈夫なんだろうか…。


暑いから次に行ったのは、京都市美術館。6月から10月までの『フェルメールからのラブレター展』を観に行ってきた。終了直前になると混むだろうなぁって今日行ったのに、入場規制で並ばされたほどに混んでいた。
それもそのはず、オランダ絵画ってあまり観る機会がない上に、フェルメールは30数点しかこの世に残していない作品のうちの3点が展示されている。フェルメールブルーとも呼ばれる青を修復した『手紙を読む青衣の女』は、修復後世界初公開!!
フェルメールのほかにも同時代(17世紀)にオランダで活躍した画家の作品も含めて、どれも家庭や学校などの生活の一端が捉えられていた。今にも動き出しそうで、何をやろうとしてるのがわかるのは、新鮮な感じだった。
それら多くの作品の最後に来るのが、フェルメール。暗と明のバランスが絶妙で、主の女性の服装が何とも言えない鮮やかさに圧倒された。特に『手紙を書く女』は長い間、離れられなかった。鮮やかな黄色にインパクトがある上に、手紙を書いている途中でこちらに何か語りかける仕草は、ある意味怖かった。めちゃ目力があった。


美術館を出たらすでに夕方で、大覚寺に向かった。来週月曜日には中秋の名月だから、『観月会』がやってるだろうなぁと思って。
でもその前に、広沢池でちょうど日没を迎えられた。ここから見る嵯峨野はお気に入り。落ちていく太陽と闘いながらの撮影は、実に忙しかったなぁ。難しかった。
陽も落ちて月が出てきたけれど、まだ高い位置だったし雲にも隠れたりして、なんだかなぁって感じ。でも、綺麗な月は短時間でも見られて満足だった。
そして大覚寺はというと、凄い人出に嫌気がして退散してきた。


京都市美術館


◆広沢池にて