seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

チェンマイ出発して帰国へ

またまた、気持ちよく起きてみたら10時過ぎだった。お酒が強い方でもなく、すぐに頭痛がしたり気持ち悪くなったりするのに、タイでは大抵平気で元気に起きられる。
それはケアするドリンクがいいのだろうか。必ずといっていい程にお酒を飲んだ後は、タイ版レッドブルと200mlくらいあるタイ版ヤクルトを買って帰る。それらをごくごく飲むと、気持ちよく眠れてスッキリ起きられた。これで20バーツなのだからやめられない。


夕方にはチェンマイを発つから、急いで荷物をまとめてチェックアウトする。そして鍵を返したら、夕方まで預かってくれるというから嬉しかった。最後まで感じがいいこの宿は、チェンマイでの定宿になるだろう。
急いでチェックアウトしたら腹が減り、ターペ門の『Phon−NonCafe』で朝食。いつもはパンとスクランブルエッグなのに、今朝はお粥にしてみる。これが味にコクがあって、めちゃくちゃ美味しかった。やっぱり、マッタリするにはここが一番良かった。決して綺麗とは言えないお店でも、車や人が頻繁に通る道に面したテラス席でも、なぜか落ち着いちゃう。今日も2時間くらいマッタリして、親子3代の店員に別れを告げ、店を後にした。
この時点で、もう13時。どうしようかなぁと思ったけれど、やっぱり歩く。今回の旅はあまり動いていなくても、めちゃくちゃ歩いたなぁ。それだけで楽しい。最後だと思ってビン川まで行って、ナイトマーケットに寄り、暑さに負けてスターバックスに入ってしまった。なぜか最終日にはスターバックスに寄ってしまう。現地価格じゃなく日本と変わらない100バーツのアイスラテで、ナイトマーケット交差点を眺めながら、この地との別れを惜しんでいた。


16時前に宿へ戻り荷物をピックアップし、昨夜飲んだバーへ行った。女の子たちが夕方出勤するから、見送ってくれるらしい。断固として断ったのに、宿の人たちを巻き込んだらしく連れて行かれた。用意周到さにビックリ。
昼間はカフェとしても営業しているから、お腹も空いて『グリーンカレーパスタ』なるものを食べてみた。異様な組み合わせで不安になるも、これが美味しい。香辛料の辛さがパスタに合い、汗を流しながらも全部平らげた。
そして女の子たちが出勤してきたと思ったら、日本語のおさらいとばかりに質問の集中砲火をくらった。でも、なかなか通じていたことが嬉しい。あーだこーだって説明していたら、雨が降ってきてしまった。
初めはすぐに小降りになるかなぁと思っていたら、激しくなる一方。毎日スコールに遭ってしまった旅だったけれど、今日が1番激しい。チェンマイとの別れの涙雨?
雨は止みそうになく、店の前までトゥクトゥクに来てもらった。みんなに別れを告げて出発。運転手にビニールを貸してもらったけれど降り込む雨が半端なく、かなり濡れる。幸か不幸か、空港に着いたら晴れ上がっていたのが悔しかった。


チェンマイ国際空港で無事に出国手続きを終え、バンコクへ。国内線から国際線のトランジットが時間もなく距離もかなりあり、いつもバタバタしちゃうから、国内線は早めの便を予約しておいた。
だから余裕がありレストランに入ってみたら、「おー」という声がする。振り向いてみたら、なんと前回ベトナムの帰りにこの空港へ立ち寄ったとき、声をかけられた若い女性店員2人だった。その時は写真を一緒に撮ってくれと頼まれたんだけれど話したのは短時間で、今回の店じゃなかった気がする。それなのに覚えててくれ、「まだ旅を続けてるの?」って言われてしまった。最後の最後に、嬉しい再会だった。
そして、泣く泣く名古屋行きの便に乗り込んだ。


今回の旅は、前回のチェンマイ同様に、緊張感もなく普通に生活しちゃった感じがする。この開放感が、たまらなく良くなってきた気がする。疲れ切った心身を癒すには最高。普通の人たちがリゾート地でくつろぐ感覚かな。
また、現実で疲れ切ったら、過酷な旅でやられまくったら、また再びここで旅していることだろう…、