seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

1973年のピンボール

1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)


デビュー作『風の歌を聴け』に続く、2作目。デビュー作の「鼠」や『ノルウェイの森』の「直子」が登場するのが面白い。
内容としては、バーにあった希少なピンボール機を探し求めていく。翻訳の仕事をしながら、双子の姉妹と生活をしながら、バーに通いながら。相変わらず不思議な進行で進んでいき、突然なにもかも終わりを迎える。不可解なことが多くても、物語の流れが良かったなぁ。
やっぱりこれも、また数年後に読みたいと思った。