1973年のピンボール
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1983/09
- メディア: 文庫
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デビュー作『風の歌を聴け』に続く、2作目。デビュー作の「鼠」や『ノルウェイの森』の「直子」が登場するのが面白い。
内容としては、バーにあった希少なピンボール機を探し求めていく。翻訳の仕事をしながら、双子の姉妹と生活をしながら、バーに通いながら。相変わらず不思議な進行で進んでいき、突然なにもかも終わりを迎える。不可解なことが多くても、物語の流れが良かったなぁ。
やっぱりこれも、また数年後に読みたいと思った。