坂の上の雲(4)
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/01/10
- メディア: 文庫
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日露戦争が始まり、海軍の旅順封鎖や黄海海戦、陸軍の渉河会戦や遼陽会戦など、次々におこる苦戦が書かれている。準備万端な海軍に対して、陸軍のお粗末な準備(特に砲弾不足)でよくも耐えて戦っているなぁって感じだった。それに加え乃木大将の旅順攻撃は酷すぎ。こんなにも明治時代の軍人を、粗末に戦場の屍にしていたのかと驚きだった。
読むのが結構大変で時間がかかるけれど、これからどのように打破していったのか凄く興味がある。