seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

大台ヶ原・日出ヶ岳

朝起きてテントを撤収した。でも八経ヶ岳へ登る気がしない。思いの外寒かったのか軽く頭痛がして天気も崩れそうだったのもあるけれど、修験者の山へ思いつきで入る事に気が引けた。まあ久々の登山で厳しい山(だと思う)にびびったのもあるんだけれど…。次回は気合いを入れて登ってみたい。そして山上ヶ岳の大峰山寺へも。
八経ヶ岳をあきらめて吉野へ行こうと思ったけれど、せっかくだから日出ヶ岳に登ろうと思い再び大台ヶ原へ。終点の駐車場から山頂までは40分くらいの軽い登山道。ほとんどがコンクリートで固めてある歩道で散策という感じでも、森の中を歩くのはやっぱり気持ちがいい。
最後は綺麗に整備された木の階段であっけなく山頂到着。道が歩き易すぎてペースをめちゃ上げたら心臓がバクバクいってた。山頂は雨が降っていなくても曇り空と霧で視界は何もなく、綺麗な展望台と多くの登山客で雰囲気悪く、早々に退散。このまま下るのも物足りないなぁと思い、尾根伝いに回り道をした。尾根道も広い木道が延々と続き楽ちん。正木ヶ原と呼ばれる辺りは昔樹海だったらしいけれど、今は枯れ木がオブジェのような高原になっている。伊勢湾台風で木々がなぎ倒され、その後は野生の鹿が芽を食べてしまったり酸性雨で森が再生されないらしい。所々で鹿柵を作って木々を再生するプロジェクトも進んでいるらしく、壊れたものを元通りにするのは地道な活動が必要なんだなぁと、しみじみ思いながら歩いていた。
何事もなく2時間くらいの山行は終了。思っていたとおり物足りなかったけれど、久々の登山には良かったかな。雨も全く降らなかったし。食料も担いでいったのに食べるのには早く、車で下る途中の眺めのいいところで食べた。
帰りはまた延々と長い山道を抜けて、高速で渋滞に遭う。そして気がついたのが、まだ休み1日あった事。相変わらず呆けてるかも…。
10:05駐車場出発                              

10:45頂上(休憩10分)                           


11:25正木嶺(休憩10分)                          
正木ヶ原                                  




12:35駐車場着