seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

1Q84 BOOK3

1Q84 BOOK 3

1Q84 BOOK 3


BOOK2を読み終えてから1年近く過ぎBOOK3を読み始めたら、なんか話の筋が通らない。?マークばかりで何だろうと思ったら、BOOK2を読み終えてから『ねじまき鳥クロニクル』を読んでしまっていたことに気づいた。その登場人物が似通っていて、ついつい『ねじまき鳥クロニクル』の場面を思い出してしまっていた。でも頭を切り換えてその混乱を整理できた頃にはもう面白くて先へ先へと読みたくなるも、もったいなくてじっくり読んだ。
相変わらずかけ離れた場所の出来事を徐々に縮めていく話の展開はすごい。そこに存在感が薄かった、でも以前の小説にも出てくる「牛河」がクローズアップされているのには笑えた。まだ読んでない人のためにも、これくらいで内容は控えておく。
でも、なんかあっさりしている気がする…。なんだ、この後読感は…。読み応えは十分にあったんだけれど、いつもの村上小説とは違っている印象がある。やっぱりBOOK4があるのかなぁ…。