seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

御所と中華と東山

今週もまた京都まで花見に行く。7時半に友人と待ち合わせて名神で大津まで行き、山中越えで出町駐車場(1日1200円)へ。大きな渋滞もなく、10時半くらいに到着した。でもめちゃ曇っていて寒くて、とりあえず喫茶店に入ったけれど雰囲気があまりよい所じゃなく、スタートはよくなかった。
出町から今出川通りを烏丸今出川まで歩き、同志社大学入口にある『薩摩藩邸跡』を見てから、京都御所に入る。相変わらず広大な敷地と道は異空間のようで、だんだん光が射すようになってきた空もめちゃ広くて気持ちがいい。桜は満開までもう少しって感じの木が多かったけれど、枝垂れや桃が綺麗だった。京都御所を北西から南東まで写真を撮りながらゆっくり歩けたけれど、広すぎる。今度は御所の中に入ってみたいなぁ。
昼は会社の専務に紹介され予約してもらった『マダム紅蘭』へ。京風の中華料理屋で、建物が築90年の総檜造りの数寄屋建築というから落ち着いた雰囲気。しかも2階には何組か入っていたはずなのに、専務の顔なのだろうか、1階のテーブルが2つしかない部屋に自分たちだけだったから最高に良かった。料理はミニ懐石(2800円)を頼み、前菜から海老チリやおこげなどすべてが脂っこくなくてあっさりした味付けが美味しかった。特に、名物だという東坡バーガーは肉まんとかの生地に豚の角煮が挟んであって、しかも桜バージョンで桜の葉が巻いてあり、絶品だった。夏には賀茂なすの麻婆がお薦めだというから、また来たいな。
食後は平野神社まで移動しようと考えていたけれど、快晴になって暖かくなってきたから、鴨川、琵琶湖疎水へと歩き出す。そして琵琶湖疎水の桜は満開で、最高に綺麗だった。ここは川沿いにずっと桜並木が続いているのに人がそんなに多くないから、お気に入りスポット。岡崎公園からの十石船がひっきりなしに往来しているのも、また良かった。1時間ちょっと歩いて、よく行くカフェ『綴』で一服。いつもはのんびり出来るのに、さすがに今日は満員で残念だった。
琵琶湖疎水から知恩院まで歩き、着いたのは17時頃ですでに閉門。やっぱり激混みだった円山公園では、年々衰え可哀想になる枝垂れ桜を見て、龍馬像を見て、高台寺方面へ。ねねの道も凄い人だけれど、夕暮れの光に照らされた桜は綺麗だった。
そのまま清水寺のライトアップへ行こうとしたら霊山歴史館で『大龍馬展』の看板に目が止まり、夜間延長もやってるみたいだから行ってみる。比較的小さな建物だからそれ程のものはないだろうと思っていたら、龍馬をはじめその周りの人物の説明が詳しく、展示物も手紙などの貴重なものが多くて、興味深かった。龍馬の血を浴びた屏風が衝撃的だった。歴史の流れも再認識できてかなり良かったけれど、じっくり廻りすぎて重いザックを背負った体は悲鳴をあげていた。今回は第1期という事で、2期3期も見に来たいなぁ。
見終わったのがすでに19時過ぎで清水寺をあきらめて、祇園へ。やっぱり凄い人でなんか土産も買う気力が失せていた。祇園白川のライトアップをサクっと見て、祇園四条から京阪で出町柳まで移動し、駐車場にたどり着く。琵琶湖疎水でのカフェから休憩もしてなかったからもう腹ぺこで、またもや北白川の『天下一品』で細麺の大盛とライスを食べた。美味しかった。
なんか最後はヘトヘトに疲れてしまったけれど、今年もいいコースで綺麗な桜を見られて良かった。毎年見られるって事は、幸せだな。
◆京都御所                              





◆マダム紅蘭                             




◆鴨川                                
◆琵琶湖疎水                             





◆知恩院                                 
◆円山公園                              

◆石塀小路                              


◆霊山記念館                             
◆祇園白川                              

マダム紅蘭

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