seigoy's diary

旅人間。山やスキー場、京都、アジア中心に彷徨ってます。それに伴って、カメラや車、パソコンが大好き。

下鴨神社・金閣寺にて初詣

京都へ初詣に行ってきた。
名神高速では雪が舞っていたものの、大津から山中越えで京都へ入ったときにはまずまずの天気。出町柳から鴨川を渡ったところにある出町市営駐車場に車を駐めた。ここは1日1200円だから大津に駐めて電車に乗ることを考えればお得かも。ここまで渋滞がない時期に限るけれど。
まずは10分くらい歩いたところにある賀茂御祖神社(通称:下鴨神社)を、2年ぶりに参拝した。ここは世界遺産にも指定され、参道の糺(ただす)の森を歩くと別世界へ歩いていくようでやっぱり格別。その奥にある本殿でしっかりお参りしてきた。
下鴨神社                           

 糺の森                            
ここからバスで金閣寺へ移動して、参拝の前に食事しに金閣寺から歩いて20分くらいのところにある「しょうざん光悦芸術村」へ行ってきた。ここは不思議なところで広大な敷地の中に結婚式場やボーリング場、日本庭園などがあり、食事するところも料亭から中華、カフェなどがある。金閣寺から光悦寺や源光庵まで歩く途中にあり以前から気にはなっていたのだけれども、なんか1人じゃ入る勇気もなかった。でも今日は友人と思い切って入ってみたら予想以上に広くてビックリで、テーマパークを想像させるくらい。
今回は正月だからちょっと贅沢をして格上の「千寿閣」という料亭へ行ってみた。畳の個室があるというから決めたのに一番下の「四季膳(4000円)」を頼んだらテーブルが並んだ大部屋でちょっとがっかりしたけれど、他の客はいなくて庭園を眺められる席だったからまあまあかな。こんなものかと思っていたら、料理がすごく良かった。四季膳だから弁当のような形と思っていたら、前菜に始まって、椀物、刺身、天ぷら、湯豆腐(ごま豆腐で鴨肉まで入ってた)、鮭茶漬け(鮭の切り身が入ってた)が1つ1つ運ばれてくる。温かい物を温かいうちに食べる美味しさがわかったような気がした。デザートのイチゴや洋ナシまで極上な美味しさで、こんなところまで行き届いた料理に驚かされる。雰囲気料金で高くなっているんじゃないんだなと、京料理にはまってしまいそうな危険を感じた。大部屋も最後まで独占できて本当に静かで、広大な敷地を持った隠れ家って感じで満足だった。
◆しょうざん「千寿閣」
 前菜                            
 天ぷら盛り合わせ                      
 もう梅!?                          
豪華な食後は鹿苑寺金閣(通称:金閣寺)を参拝。ちょうど曇り空から太陽の光が射して、輝く金閣を拝むことが出来たのは運が続いているのかな。やっぱり綺麗だけれど、立派すぎてやっぱり撮影は難しかった。おみくじを引いたら小吉で、「自分の道は自分で切り開けば大吉にもなる」ようなことが書いてある。仏に見放されたのかぁ…、頑張ってみようかな…。
金閣寺                           

 釈迦如来と義満公                      


露出オーバー気味で…                     
金閣寺を出る頃には結構冷えてきて左大文字が真っ正面に望めるカフェで一服し、バスで祇園へ突入。すごい人出だった。いつもの飴を購入して、以前から気になってたレトロな喫茶店「カトレヤ」でまた一服。昔からの井戸水「御神水」で淹れられた700円のプレミアムコーヒーは程よい渋みがあって美味しかった。でも、カップが高級すぎるのか形が大きいからなのか、なぜか緊張しすぎて飲みにくく恥ずかしい。1度気にしてしまうともうダメなんだよなぁ…。
その後、祇園白川を歩いて京阪電車で出町柳に戻り、終了。世界遺産2箇所で初詣して、料亭で京料理を食べて、実にいい旅だった。